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192日目 慌てずに次の受注を狙う

法律問題がついに結論

LP制作で詐欺被害を受けていた件に関して、商工会議所の無料相談を予約をしていたので朝一番で訪問して話を聞いてきた。

話を聞くと言っても、既に腹はくくっていたので、答え合わせをしに行く感じであったのだが、結論としては「無視をする」という判断で問題ないということであった。

  • これだけ口コミで被害報告があるのだから裁判をしてくるはずはない
  • やり方としては文書を送る示談対応もあるが手口がひどいので止めた方がいい
  • であれば無視をする作戦が一番良い
  • ただし、詐欺・錯誤にもとづいて契約を無効とする意思表示はしておいた方がいい

どうやら民事においては、詐欺により動機の錯誤に陥れられた者が、その錯誤にもとづいて意思表示を行なった場合には、その意思表示は取り消すことができる、ということであるようなので、その意思表示は残しておいた方がいいというアドバイスであった。

次に先方から連絡が来ると思われる8月14日の振込締切日に、返信として上記のコメントを残すようにする。

結論としては割とすぐに出たので、受託設計製作における契約の取り交わしについて、過去の経験談を交えながら意見交換をさせていただいた。

完全なオーダーメイド品において、受注契約段階でお互いにイメージしていたものを書面で残していても、納品時にはイメージが乖離していることが多く、揉めることが多いという経験を述べさせていただいた。

設計を進めるにあたって小まめに契約内容の修正をして合意をしながら進めればよいのだけれど、それをする手間暇が膨大なためうまくいかないことが多い。

ソフトウエア開発で行われているアジャイル形式の場合には契約はどのように進められるのであろうか?

今後、この点にも注意して色々な人と意見交換を進めていきたい。

生成AIの使い方

午後からは生成AIのプロンプト作成ノウハウについて講習を予約していたので、講習会場に向かった。

講師の方は、以前にオンラインにて面談をしたことのある方で、講習の開始前に向こうから挨拶をしていただいてしまった。

少しずつ知り合いも増えて、すごく心地の良い瞬間であった。

講義内容としては、現段階での生成AI活用方法としては、最先端の方法を惜しみなくボリューム満点で教えていただいたので大満足である。

AIを外注先や部下と捉えて、働いておいてもらうという考え方は斬新であったが、そんな時代がきているのだと、とても腑に追い散る内容で感動すら覚えた。

一方で、受講者の中で企業に属する方々は、セキュリティーについての考え方に戸惑いを覚えているようであったし、それを解消するためには大手企業が実施しているような自社のAIシステム構築をしなければならないことに、膨大な費用が出てしまう懸念を抱いておられた。

この辺りも日進月歩で変わっていくので、注目して情報を得るようにしていきたいと思う。

顧客との押し引き成功

食品加工業の工場長へは、2週間前に資料送付をして連絡が滞っていた。

とは言え、こちらから提示する情報もなく、次の施策アイデアを考えねばと思う一方で、ココは一つ我慢をして、引きの姿勢で連絡を待つのもありだと考えている矢先であった。

久しぶりに工場長から届いたメールには、「別件でこんな外装の検査カメラは実現可能か」という問合せのメールであった。

内容的には問題ないレベルであったが、念のためキーエンスの営業に確認を取ってからメールを返信しようと決めた。

要求事項に対する技術課題としては、対象物の大きさによってはカメラの画素数が問題になりそうだ、という点のみであったので、夕方にはその旨をメールで回答したところ、夕刻に返信がきて、詳細は別途連絡しますとのことであった。

先方が注文を出すところまで想定しているのあ、はたまた単なる相談事なのか、それとも、、、何パターンか想定はするものの話してみないと分からない部分もあるし、駆け引きも必要なのではとも思うが、ここは誠意をもって対応することを決めて、変な駆け引きはせずに対峙することに決めた。

値ごろ感だけはこちらから提示せずに、先方の予算感を引き出すという交渉に持っていくことだけは作戦として持っておく。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立