毎日更新 限定  起業日誌

5日目 今は準備の時間と割り切って

本格的に稼働し始めて一週間。

今日は、大した予定が入っていないから、予定していた作業をできる限り進めたい。

信用金庫へ初振込

昨日のネットバンキング申込に続いて、今日も仕入商品の振込に近所の信用金庫に向かった。

中国の銀行であるが、東京支店なので、ATMで振込先が登録されている。

金額を入力して、これで、完了と思いきや、警告が出て振込ができない。

1日のATM利用金額が50万円に設定されているから、窓口にて振込をしなくてはいけないようなのだ。

少しイラっとしたが、「元々、近所の信用金庫をメガバンクにしたのは、お付き合いをふかめるるため」であったので、窓口て丁寧にお願いしようと切り替えた。

振込先が怪しいので、先に「個人事業の仕入れ品です」と伝えると、「何を仕入れるのですか?」と質問を返された。

「サービスロボットと言って、ガストに導入されている、あれです。。。」と言うと、「えっ、すごいですね」と窓口の女性が思わず、本音をおっしゃるのを聞いて、少し誇らしげな気分になってしまった。

無事に振込が完了すると、「融資もやっておりますので、いつでも相談にきてください」と言ってもらえた。

「こうやって、きちんと毎月、取引の入出金を繰り返していけば、融資の相談もできるようになるのだ、いや、相談できるように、きっちりやるのだ」そう思いながら、何度も頭を下げて店を出た。

夕方、メーカー担当者の方に、振込確認もいただいたので、出荷の準備を開始してもらえると連絡をいただいた。うまくいけば、次週に仕入商品が届くだろう。楽しみだ。

屋号のロゴ

HP制作会社の営業から、「理念ができたのなら、ロゴマークもあった方がいいですよ」と言われていた。

「ロゴマークか・・・、何でもいいと言えばいいけど、これを機に作ってしまった方がいいか」そう思って、予定の少ない今日に制作までしてしまおう、そう決めていた。

個人事業主とは言え、屋号をそのまま法人にするつもりで事業を立ち上げているので、ロゴもそれなりに思いをつめこまないといけない。

考えに詰まったときは、理念に立ち返って、それをよりどころに考え抜くしかなく、「先に理念を考えておいてよかった」そう思った。

「アイデアをイメージして形に」というスローガンを掲げているので、この部分をシンボルにしたい、そう思いながら、色々と思いを馳せていったときに、ふと、自分のキャリアのスタートである機械設計に思いを込めようという考えに行きついた。

製図の教科書をパラパラめくりながら、「よし、これで行こう」そう思って、ロゴの形は決まった。

イラストレーターがないので、PPTをベースにロゴを作ってみた。それっぽい画像にできたので、これをPDFで送って、何とか自分で決めた期間内に作業を間に合わせることができて一安心だ。

こうなると、HPのたたきが出来上がるのが待ち遠しい。

予定通りできないものも

エンブレムに時間を取ってしまったため、もう一つ予定していた、来週の交流会に向けた、チラシ作りが後回しになってしまった。

1人で何でもやろうとすると、どのようなものを作るか、イメージができていないものは、どんどん後回しになってしまう。

イメージさえあれば、外注することもできるのだけれど、できる限り費用は費やしたくない。

そもそも、後回しにしてしまうのは、サラリーマン時代の癖なのであるが、独立してみて一人でやるとなると、改めて癖が浮き彫りになるし、その癖の原因も細かく分解できる。

とにかく、チラシを作るのが後回しになったのは、時間がなかったというわけではなく、イメージが全くないからできなかったのだから、作業をせずとも、イメージが湧くように、どうしたらいいのか、考えよう、そう切り替えることにした。

家族へのケア

環境が変わって1週間。

精神面、肉体面で異変はないかと気になったが、今のところは大丈夫そうだ。

通勤がなくなって、運動不足となるから、近所をうろうろして歩くように心がけた。

自分の心配と同時に、家族のことも考えないといけない。

全くもって、自分のやりたいことをやらせてもらっているのだから、家族に迷惑をかけてはいけない。

子ども達には、会社勤めを辞めたのだけれど、仕事は辞めたわけではない、家で仕事をするようになっただけと伝えている。

少しずつ、仕事のことや、夢とお金のことを伝えていければいいなと思っている。きっと子供たちも分かってくれる日がくるだろう。

妻に対しては、「より一層、仕事に専念させてもらえたらな」と思うのが本音であるが、それは虫の良すぎる話だ。

とは言え、「家にいるのだから、夕飯の支度もしてよ」と思われるのは、なんか違うと思ってしまっている自分もいる。

とにかく、今の我が家の大黒柱は妻であるので、ここで妻が倒れてしまったら、夢もはかなく散ってしまう。

家事のことも、これまで以上に、できる限り私もこなすようにして、妻が残業で帰りが遅くなる時には、夕飯の準備は私がやろう、そうすることに決めた。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立