ほぼ一日、1件のカッティングシート作成案件に時間を費やしてしまった。
これは良いことなのか何なのか、今は答えが出ないが、続けるしかない。
一歩進んで二歩下がる
昨日、紹介で始まった「モニター価格でのデザイン制作+カッティングシート作成」なのだが、もやもやが収まらない一日であった。
生成AIに考えてもらって、いくつかの案を出してデザイン決定までは、スムーズに進んだのだが、その後のビットマップデータに変換するところで、手直しの修正に時間を費やしてしまったことがモヤモヤの一点目。
これについては、いったん完コピの変換をあきらめて、ぼやっとしたデザインのままカッティングシートを作成することにした。
複雑なデザインのシート作成は、まず、フィルムへのカットを入れる工程で失敗が生じることが多く、そこも懸念点の一つ。
上手くカットができたとしても、次には不要部分の除去作業がこれまた大変で、何回か繰り返してタイムを計ったところ15分もかかってしまっていた。
そして、最後の透明シートを貼る工程では、2回も失敗してしまっていて、取れ高が1枚しかない状況で本日終了である。
8枚作って、既に6枚を失敗に終わらせている状況、1枚成功で残り1枚を明日に再チャレンジだ。
- こんな面倒なこと誰もやらないからチャンスはチャンスである
- 手順を決めてバイトで対応できるのかの判断のいい教材
- 経営者が手を動かしてしまうことの良くない例を身をもって体験
- ゼロイチはクリアーしている状況
プラスの面もあるのだから、もうしばらくは続けて次の判断をしていきたいと思う。
交渉で今ある案件は全て受注につなげる
カッティングシートを作成しながらできることは、YouTubeをラジオのように使用して、マーケティングなどの情報を入手することだ。
今日、なるほどと思ったのは、交渉術について。
「交渉ごとのゴールを決めたら、それに向かって価値を与えること」シンプルであるが、その通りであるし、今抱えている案件について、いったんのゴールである受注という断面で、与える価値を今一度考えて交渉に臨むことにする。
- 内装工事の材料運搬器具については、見込み顧客である社長は別事業の立ち上げがしたくて声をかけてくれているのだから、その点を考慮して交渉する
- 食品加工の自動化の工場長は、これまでにも何度もトライをしてきているのに対して、今度は何か違う、という安心感を与えることを交渉ネタとし、提案するときの納得感が最大のポイント、補助金を絡めていったん価格を釣り上げて現実ラインへ落とす交渉もあり
- 食品加工の別の会社は、小規模であるので、低コストで進められるように提案をする必要があるが、そもそも工場見学の時間が確保できていないのだから、そこを打開させる
若さが武器なら経験が武器
32歳の社長が経営する加工・組立業者とオンラインで情報交換をした。
加工屋の従業員であったところから経営を引き継いでスケールアップをしている会社で、社長には会えてはいないが、平均年齢も30歳以下と若く、活気のある会社のようであった。
オンライン会議を開催したのは、先方の営業からの声かけであって、こちらから注文をして製作をお願いすることが目的であったと思うのだが、途中からは、こちらがサービス代行をするイメージを伝えると、逆にこちらに注文をする可能性も広がった。
先方はとにかく若い会社であるので、経験が乏しいエンジニアが多いようで、何かと経験のあるこちらに頼ることもありそうだということだ。
提案資料は作れてはいないが、自己紹介の資料を送付して、社内検討してもらうことにする。