こけたら終わりの本業の自動化
現場訪問した食品加工の部粉砕工程自動化についての構想を検討した。
やはり時間を取って、ペンを持って書き出さないと具体的なイメージや構想が進んでいかないことを改めて感じた。
案件が増えてきたらこれを早く進めないといけない。
自動化を進めるにあたって、大前提で考えないといけないのが、
- 今やっている工程と全く同じことを再現できるのか、または再現する必要があるのか
- 実は、自動でできるのであれば別のやり方で工程を組んでもよいのか
ということである。
理屈で考えれば全て②で自動化となるのだけれど、現場担当者、つまり顧客要求としては、①を求めていることが多く、その意思を最大限尊重してあげることが自動化導入の最初の一歩であったりす。
手書きのイメージを描いていくと、ふと「前回の訪問時に工程の詳細について何も聞き取りができていなかった」ということに気が付いた。
その時点で、イベントに出発するのが1時間後、このまま構想を続けるかとも考えたが、今日が金曜日ということもあり、土日に仕事を進めるにあたり、間違った方向に時間を使うのは良くないと判断し、構想をやめて、気になる点をメールで先方に聞くという手段を選択することにした。
PPTに簡単に質問事項とイメージしている工程の流れを描いて、メールを投げたのだが、よくよく考えると訪問してから2週間が経過して、何も音沙汰がなかったのだから、こちらの動きを見せるという意味でも、すごくよい判断ができたと感じている。
DXイベント
ITやDXについての展示イベントに参加してみた。
- ワークフローをサポートするツール
- データサイエンスを活用したデータ見えるかツール
- 承認フローを効率化する
- セキュリティー強化系ツール
どれも真新しい感じではなく、そもそもデータ処理に困るほどリストがないのだから、現状では取り扱う予定はない。
しかし、気になるサービスや担当者のコメントはいくつかあった。
- コンサルティングしながらプロジェクト管理をサポートする伴走型のサポート
- 工場のあらゆるデータを管理してくれるサブスク
- AIを使った業務フロー改善のシステムは数年でGoogle等に統一かされるだろう
とくに③のコメントを実践で活躍している説明員から聞き出せたのは良かった。
AIの進歩が早すぎて、今は過渡期であるからサービスが乱立しているという個人的な見解と一致するコメントだったので、それを聞けただけでも行った甲斐があったと感じた。
エンタメ系や教育系の市場は別として、産業界が相手の場合にはAIにあまり振り回されないところで勝負していく必要がある。
VC関連の交流会
毎月開催されている、とある投資系の交流会に2月から参加させていただいてて、先月は東京出張で行けなかったのだが、今月は懇親会まで参加することにしていてる。
あらゆる交流会に参加してきたが、このコミュニテーが一番肌に合うというか、参加されているかたも年上の元気な方が多き気がして、できる限り出席するようにしている。
税理士、弁護士、公認会計士、投資会社勤務、VCなどなど、起業家も多く、懇親会付なので、お酒を交えて深いお話も聞けるので、参考にもなるからだ。
毎月参加するのだからと思って、ガツガツと名刺交換はせずに、同席のテーブルに座った方としっかりとコミュニケーションを取るように心がけた。
今回一番お話をさせていただいた方は、弁護士の肩書を持ったコンサル系の方で、いくつもの会社の役員やベンチャー企業の顧問などを務められている方で、ワンちゃん何か今後交流が持てそうな気もしている、とても明るい横浜人の方であった。
人に出会っていさえすれば、心は落ち着くし、いざとなったら仕事の相談も乗ってもらえるのだから本当にありがたいコミュニティーである。
とにかく、事業を立ち上げて、このコミュニティーにくらいついていけば、その先にも何か起きそうな予感がする夜であった。