毎日更新 限定  起業日誌

125日目 事業のスケールを常に考えて

土曜日だがしっかりと進められるところは進めないといけない。

作業と出荷と次の制作

友人への無料提供から紹介してもらう話も少しずつ案件が増えてきて、作業もこなせるようになってきた。

シート作成作業については、慣れてきた部分もあるが、まだまだミスが多いのが現状であるが、職業柄なのか、どうしても作業標準化を考えながら進めてしまう。

これはいいことだと思っていて、近い将来、案件が増えてきたらアルバイトでもできるようなマニュアル化はしていかないといけない事業である。

失敗を重ねてゴミ箱に捨てられたシート材料を見ながら、「いくらかベース収入にできるようにせねば」と自分に言い聞かせながら、封筒に製作した納品シートをしたためて、発送の手続きを済ませた。

全て手作りのオーダーメイドであるが、この経験が後々に絶対に効いてくる、そう信じて行動するしかない。

一つ、出荷が終われば、溜まっている5件分のデザイン制作に取り掛かる。

デザイン制作は基本的にはAIに生成させるのであるが、これがすんなりいかずに、何度も生成してもらうことになる。

加えて、文字の部分の手直しなどの処理は、ちまちまとマニュアル操作で実施する必要があるため、下手すると1つに対して数時間かかってしまう。

デザイン制作から製作、出荷まで一連の作業工賃が時間単価2,000円を切らないように効率化を考えながら進めていくことにする。

自己紹介文の作成

交流会での名刺交換でモタモタしていた挨拶についても、「設計事務所」というワードを使うことによって、少しスムーズになってきたように感じる。

単なる設計事務所にはなりたくない、という変なこだわりがあったため、HPも含めて変な事業形態に思われてしまってきたが、なんてことない「設計事務所」であるし、そうした方が、相手にも伝わって、興味を引いてもらえることが昨日のスタートアップ交流会でも実感ができた。

営業資料として、自己紹介文を作成した方がいいというYouTube動画を参考に、自己紹介文を作ることにした。

シチュエーションによって、何パターンか用意すれば良いとのことであるが、ひとまず自分が何者か、「何屋さん?」という最初の紹介フレーズ13文字という部分をいくつか候補を考えてみた。

  1. ちょこっとオート設計事務所
  2. ライトな自動化開発オフィス
  3. 無理なく自動化デザイン業者
  4. ちょいオートで現場の味方
  5. 低価格なロボ設計オフィス
  6. 気軽にロボット開発オフィス
  7. サクっとロボット設計事務所

チラシやホームページにもこれらのフレーズを散りばめられそうな気もするし、どう感じるか、ちょっと周りの人に聞いてみようかと思う。

商材と価値提供についての短い文章を考えることにする。

ゼロイチをスケールアップできるのかの問い

昨日のスタートアップイベントに参加してしまったがために、イグジットの方法について意識せざるを得ない心の動揺を感じている。

「ゼロをイチにできた瞬間にこれを1億にすることを考えられるか」という問いを自分に言うようにしなければならない。

例えば、ロゴのデザイン事業について、1億を達成しようとするならば、年間一万件の注文をもらわなければならない。

月に830件、一日28件だ。

マニュアル化ができれば、10人くらいアルバイトを使えば対応できるだろうけれど、市場というか、需要のボリュームを考えなければならない。

中小企業が400万社あると言われていることを考えると、個人事業主まで含めると1000万は超える事業者がいると思われるが、対象としている一人親方などの施工業者となると多く見積もっても数万といったところだと思うから、反応率を考えるとちょっと厳しい。

あるいは、ワークマンなどのショップで紹介してもらえれば、反応率が上がるだろうし、宣伝の仕方では、高い注文をもらえそうな気もする。

そもそも、この事業で1億をめざすものではなく、紹介ベースで広げたいところでもあるのだが、例えば「2人に紹介してもらえたら半額キャンペーンん」のような打ち出し方をしたら、反応はかなり高まるような気がする。

どのように増えていくかは予測できないが、ある程度の指針は決めておこうと思う。

  1. ひと月10件を2ヵ月回すまでは一人で実施する
  2. 10件/月を上回った段階でアルバイトを使う
  3. 先回りしてマニュアル化とオーダーストックさせる方法を考えておく

このカッティングシートのお客様から自動化の案件を作っていくという流れがシナジー効果としてはお手本のような流れになるのだが、そこについてはどこまで対応できるか、ある程度は想定しながら進めたいと思う。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立