いつも朗らかに、全ての関係者と接していかなければならない、経営者と会う日々を重ねるにつれてそう思うようになってきた。
感謝を込めてメールでお礼をすること、そして未来への希望を胸に宇宙事業のアイデアコンテストの説明会に臨むことが今日のテーマである。
今だから事業継承もありと思える
もしかしたら、事業を譲り受ける人がいるのであれば売却益がなくてもタダ同然で譲るという事業者がいるかもしれない、そんな淡い思いもないわけではないが、商工会の事業継承マネージャーに連絡を取ってみることにした。
人、モノ、が合うか合わないか、という部分にだけフォーカスすれば、現場を見させたもらえればそれなりに判断はできる気がするし、話をすればそれなりに従業員の方とうまくやれるかは直感で分かりそうな気もする。
想像するに事業継承なんて難しいところだれあけだと思うが、確率は低くとも素晴らしい出会いが待ち受けている可能性だってある。
固定の顧客リストがあれば多少なりとも安定した収入を稼げることはできそうであるし、何よりも、設備があれば何かしらのコンテンツや商品を作り上げることができるから、シナジー効果は出せる気がする。
経営者として、どのようなスタンスで関わっていくかにもよるだろうし、一つの事業アイデアとして、マッチングを受けるだけでも前に進められる何かがあるかもしれないのだから、過大な期待はしないようにだけ注意して、話を聞くことにした。
AIを使った画像検査は必要なのか
AIを使った画像認識の品質管理ツールが流行っている。
流行に乗り送りて感があるからという訳ではないが、本当にAIを使って効率化を図れている事業者はいるのだろうか?と疑問に思っている。
量産をしている一部のユーザーのみであって、多品種少量でやっているところには、AIの恩恵は届いていないだろう。
来週、打ち合わせのある食品加工業者へはAIツールは勧めないつもりでいる。
- そもそも今の工程で膨大な工数を割いた目視検査をしているわけではない
- 今は過渡期であるから高額のツールを導入しても損をする
- そのうち良いものが出たときのために準備をしておく方がよい
という結論を出している。
うまく説明ができるように明日、しっかりと準備をして次週の打ち合わせに臨みたい。
宇宙ビジネスコンテストへの意気込みと新たな出会いと
午後は、宇宙ビジネスコンテストの説明会イベントに参加してきた。
今の宇宙ビジネスの現状を知るだけでも十分だ、そんな気持ちで参加してきたが、思わぬところで収穫が二つあった。
一つ目が、登壇された前年度の受賞者のうちの1名が、検査デバイスを開発するスタートアップのCTOであったのだが、その企業のCEOの方とはお会いしたことがあって、連絡が途絶えていたところで次の施策を思案していたところだったのだ。
セミナーが終了してすぐに挨拶をしに向かい、名刺交換をさせていただいた。
スタートアップの製品化をサポートする仕事でお付き合いができたらと思うので、今度こそはしっかりとコミュニケーションを取っていかなければいけない。
二つ目の収穫は、ビジネスコンテストというものへ参加するという目標ができたという点である。
事業を売却または上場させる、いずれにしても5年後のゴールをめざすためには、属人性を排除した何かコンテンツがあった方がいい。
そのためには、グローバルで戦う必要があるとアドバイスをいただいていたのだが、いまいちイメージが湧かずに困っていたところに、宇宙ビジネスというアイテムもあるということに気が付かせていただいたのは、大きな収穫であった。
早ければ来年度のコンテストに応募したいと思うし、そのためのコミュニティーに参加していくのはアリだと思えた。
このようなよいイベントに参加することを続けていけば、良い出会いと良いビジネスに巡り会える、あとはモノにするかどうかはチャレンジ次第だ。