毎日更新 限定  起業日誌

137日目 足元を固めて未来へ進め

設計依頼の規模の小ささに落ち込むな

設計依頼を受けていた先輩起業家と打ち合わせを行った。

傷みを数値化するデバイスを開発されているスタートアップなのだが、依頼内容を確認するためにも依頼を受けてすぐに会いましょうということになった案件だ。

設計ボリュームも分からぬまま、「ひょっとしたらいい金額で受注できるかも」なんて淡い期待もしつつ話を聞いてみたのだが、拍子抜けしてしまうほど内容自体は簡単なものであった。

なおかつ、「できるだけコストは抑えて」とくぎを刺されてしまったのだから仕方ない。

さっそく、知り合いのエンジニアにお願いをして夜に打ち合わせをすることにして、工数を見積もったのだが、それでも数日程度、下手したら1日で仕上げられるかも知れないとのこと。

副業で好意でやってくれるとのことだったが、軽い謝礼は支払わなければならないと考えているし、見積もりとしては5万円から10万円くらいのところで提示しようかと思う。

金額を盛るためにも、事前に不明なところは潰して、しっかり対応する姿勢を見せた方がいいだろうから、一枚の資料を作って確認しようと思う。

  1. トリガー測定のイメージを認識統一させる
  2. 取り込み周波数の機能はアルディーノに搭載されているか

それはそれとして、やはり、大口の受注を得るには大手を狙わないといけないのか?そういう思いが頭をよぎっている。

頼れるところは頼ること

商工会議所のフリースペースでの面談であったので、その足で商工会議所の方とも面談をした。

会員への勧誘の面談であったのだが、兼ねてから会員になるつもりでいたのだけれど、入会できていなかったので、そろそろ入っておこう、そう思っている。

特に期待をするわけでもないが、年間2万円で、何か新しい出会いが生まれて、その額以上のリターンを得られるのであれば万々歳であろう。

「スタートアップは誰と組むかが重要、仕事を一緒にやる人を探すことが大切だ」スタートアップ協会の岡様から、何度もアドバイスをいただいている言葉だ。

1人でも、2人でも、いい出会いがあればそれでいいのだから、頼れるところは頼りまくって、使い倒してみようと思う。

スタートアップとして

午後は、関西みらい銀行主催のスタートアップコンテストにてピッチを会場でみさせてもらった。

10社中半分くらいは見聞きしたことのある企業であったので、案外世間は狭く、スタートアップとして活動するなら、一気に知り合いが増えそうだ、そう感じた。

とても刺激のあるイベントで、遅くとも2年後には登壇してチャレンジしてみたい、そう思うようになってしまった。

むろん、100社以上の応募の中から10社に選ばれなくてはならないのだけれど、ある程度の実績を作ればいけるような気がする。

実績がなくてもいける、宇宙ビジネスコンテストで勢いをつけてから、銀行のコンテストに出るのもアリだろう。

とにかく、コンテストなるものが世間にはいくつかあるようなので、それはうまく活用していきたい。

審査員から出た質問事項には、事業を進めるうえでの大切なこと、壁打ちしたときに聞かれることが含まれていると思う。

  1. 参入障壁は築けるか?他社が入ってくるのでは?
  2. 海外展開は考えているか?
  3. 継続利用してもらえるサービスか?直取引されないか??
  4. 本当の社会課題の解決になっているか?実は裏で大量のCO2出していないか?
  5. プロモーションのアイデアは他にないのか?
  6. 実用化が進まない理由は何か?
  7. 社会課題のトレンドは、脱炭素、人手不足、属人化
  8. 拡販の手数は打っているか?
  9. ビジネス展開の順番はどう考えているのか?
  10. 世の中に出す戦略を考えているか?
  11. 行政との付き合いはできているか?
  12. 市場調査はできているか?
  13. 技術課題は何か?
ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立