前処理の自動化はアリなのか?
人手不足の解消で自動化、と言ってきたが、絞り切れていない感じがあり、説明をしてもいまいちピンと来ていない人が多い。
結局、中小企業の経営者にとって痛みはそこではなくて、売り上げであるのがよくわかった。
とは言え、メスを入れないといけないと分かっていても、メスを入れられないというのが現実的に起こっていることなのだと思う。
そこで目を付けたのが、もっと狙いを絞って、「前処理に特化した自動化」でアピールすることだ。
食品加工の例で行くと、前処理は焙煎した玄米を手動ミルにて粉砕して粉末にする工程と、粉末を測定セルに入れて封入する工程だ。
- 何も考えない工程
- 同じ作業を繰り返す工程
ここにフォーカスして提案していくようにしなければならないが、協働ロボットというくらいなのだから、協働部分は残した形の提案の方がよい。
ノウハウとして工夫をしていかなくてはならないのが、ハンド部分と周辺器具だ。
ハンドはある程度汎用品があるので、結局は周辺器具をどれだけカスタマイズできるかがカギとなる。
蓋を閉める作業であれば、瓶を固定する治具であったり、カップですくう工程であればカップホルダを上手く作る、といったところだろう。
回遊率を上げたとしても響くのか?
一般的なBtoCのマーケティングでは、見込み顧客への回遊は必須のところであるが、BtoBでも同じことが言えると言われてい入る。
なるほど、世の中のDMが多いのはその通りで、近況報告やセミナー開催など、定期的なメール配信はどの企業でも実施している。
現状、近況報告ができるほどの企業活動はできていないが、それでも絞り出して、定期的な連絡を取っていかなければならない。
- スタートアップ向けの製品化サポート事業開始
- セミナー開催予定
- 設備設計の設計サポート事業開始
この辺りの情報を小分けにして、アナウンスしていくことにする。
範囲を絞らないと調査だけで手いっぱいになるのか?
狙いを絞らずに何でも対応としていると、調査や情報収集だけで時間がいっぱいになってしまう。
協働ロボット一つとっても、知らないことだらけで、前処理に使うために情報収集しなければと、気が付けば何時間もyoutubeを見て研究をしてしまっている。
初めの一歩として、YouTubeを使っての情報収集は今の時代必須だ。
知識レベルの考え方としては、例えば、本職の分析や製品化のことについても完璧には程遠いわけなので、そこは割り切って、チャレンジするしかないのだから、問題は時間を区切らずにダラダラと情報収集をしていることが悪であると認識をしていこうと思う。
そして、もう一度、配膳ロボットについても、売り上げの大きな柱として期待していた事業であることには代わりはないので、時間を取って、売れるしくみ作りを調べ、考えていかなければならない。
ある程度、時間をかけて動かしていけば何かを得られるのだから、何も時間をかけずに待っているだけでは何もチャンスは近づいてはこない。