無料サポートを使い倒す
商工会とは別の市のサポート機関で、経営相談をしてくれるサービスがあるということで、朝から雨の中相談所へ向かった。
相談してくださるのは、先週セミナーで講師をしてくださった元リクルートの税理士の方だ。
これまでの4ヵ月間のことと、20年間のことをお伝えして、売り上げが上がらない今の現状で打てる施策は何か、ということをお聞きした。
結論としては、入口部分のサービスとして「効率化診断テスト」のような、○×で答えて現状を診断するコンテンツを用意したらどうだという意見をいただいた。
最初はチラシを配るイメージを持っていたが、できれば有料としていい企業を囲い込むようにした方がいいというアドバイスであった。
有料にするのは、その先の注文を考えたらある程度お金を出すお客様かどうかの判断がつく、という理由からだそうだ。
その他、面会で開口一番言われたことは「診断士を取得することが大きな武器となる」というご意見が心に響いた。
ほぼ初対面とは言え、強みを活かすという面においては、やはりコンサルタント的な要素を強く押し出す方がよく、その強みを最大限活かすのであれば、資格があった方がいいというのは改めて認識が間違っていなかったと納得がいった。
とにかく、丁寧に親切にアドバイスを下さる方なので、これからも使い倒してよい関係を築きたいと思う。
ITコーディネーター
土曜日からITコーディネーターの資格を取得するために、ケース研修を毎週6回受けることにしたため、その説明を受けた。
事前課題もあり、時間的にはとてもタイトになるのだが、診断士試験の試験勉強も兼ねて、このタイミングで受けることとした。
費用は20万円と高額であるが、コミュニティーへ参加できることや引合いに繋がる可能性があることを考慮すると受けない手はない、という考えに至った。
開業したての頃は、診断士に比べると劣る資格ではあるにも関わらず、高額な費用がかかるのは腑に落ちなかったのだが、4ヵ月、色々な交流会に出て、たくさんの人に出会ったからこそ、この判断ができるようになったと解釈するようにしている。
やるからには楽しんで臨みたいと思う。
LP切り替えの判断
どこぞの分からないWEBサイト制作業者から売り込みが来ていた。
相変わらず、この業界の営業は失礼で強引でやる気が失せるような人ばかりなのであるが、それは時代の流れというもので、彼らには非がないことは理解できる。
また、学ぶべき点もあったりするので、今回も話を聞いてみることにしたのだが、単にLPを作るという流れだけではなく、それなにり考えてサイトを作ってくれそうであるため、買い替えの話に乗ることにした。
金額としては、今の支払額に対して、月額1000円上乗せ、というだけで、そこはものすごく怪しい気がするのだけれど、ひとまず借り入れ分の金額は一括で対応してくれるとのことなので、そっちにかけてみようと考えるようになった。
7年契約が8年に延びるという点についても、この先どうなるか分からないが、アプラスのような大手金融会社からの借入となれば、きっちり7年はあり得るだろうけれども、100名足らずのWEB会社と8年先まで契約を続けることが、現実的なのか、想像もつかない。
とは言え、借り入れるわけではなく、毎月の銀行引き落としの契約となる点については、信用を落とさないように対応をしていかなくてはならない。
いずれにしても、このまま放っておいたら配膳ロボットのLPは良いものにはならずに、売り上げも立っていかないわけなので、不安はあるが、何か動かなければ何も変わらないというこの2ヵ月の状況から少しは脱して活動できる可能性にかけてみることにした。
やっぱりお金はかかる、だから元を取るために売り上げを上げる工夫をする、これが事業開始段階でのもがく姿勢なのかも知れない。