集中時間は顧客回遊
最近の集中タイムは、見込み顧客への回遊に時間を割くようにしている。
今で言えば、先週までにお会いした方々への御礼メールと、久しぶりの方々への近況報告、それと実際に進みそうな案件のプッシュ材料探しである。
何が起きるか分からないのが出会いなのだから、何か起きるまでしっかりと関係性を構築することが大切だ。
500名となった名刺リストを眺めながら、取りこぼしのないように時間を作って回遊の率を上げていくように心がける。
無意味な相談から何かを得る
午後からは、商工会の無料相談に向かった。
相談を受けたい方の予約が取れない状況であったので、別の方に壁打ちをお願いする形のなったのだけれど、正直物足りない面談時間となってしまった。
- こちらの状況を理解するのに時間がかかる
- 事業に対して前向きなコメントがなかなか出てこない
- 出てくる施策はこっちが考えていることばかり
- 質問の仕方とタイミングが心地よくない
とは言え、真摯に受け止めなくてはいけないコメントもあった。
- 入口にいる現段階は価格帯の設定を考えた方がいいのでは?
- 名刺の裏側を活用してもいいのではないか?
とにかく、これをやれば大丈夫というものはなく、現段階の施策アイデアは完成度はともかく早くものにすることが大切だから、効率化に対しての診断チェック表の作成に取り掛かることにする。
そして、強みを活かした営業を必死に考えるしか方法はないということにも改めて気が付かされた。
顧客に寄り添って生産性を上げるために一緒にやっていくしか方法はなく、それが最初の段階では数万円の伴走支援でもよいではないか?そう思えてきた。
広告の相場
立て続けに2件の広告案件の営業電話が届いた。
どちらも丁寧に対応してくれる落ち着いた方の電話であったので、特に話していてイライラもなく、冷静に価格帯を聞いて状況判断をして断ることができた。
今後のためにも、その値ごろ感だけ記載しておこうと思う。
■ヤフー検索:ヤフーの検索でテキスト入力した際の予測変換時に社名が出るようにするというもの
検索順位にはGoogleと同様にモトローラーが走るために必ずしも上位に来るものではないらしいのだが、予測変換で上位に来た場合にのみ2000円/1日の支払いが発生するというもの。
月換算で6万円で半年契約ということなのだが、既にSEO対策ができている場合にはこんな機能を使う必要もないため不要であるし、最終1250円まで値下げが入ったので、上位にくるものだけを狙って営業をかけているのがバレバレであったから、断りを入れた。
「配膳ロボット」の検索で1ヵ月6万人、そのうち9%~14%の人がクリックをしているという情報を得られたが、この検索している人が必ずしも店舗経営をしている購入者であるとは思えず、むしろ売りたい側の事業者や補助金コンサルの方が多い気がしてならない。
■産経新聞:地方版の見開き1/4のスペース(約A4)23cmX18.5cmにカラー掲載できるというもの
現状で7万部の発行部数とのことで、金額は9万円で制作も含めて対応するという案件であったが、たった1日の掲載でしかも紙媒体で、何のキャンペーンでもない広告を掲載しても反応率は0であることは目に見えているのでお断りをした。
掲載した事実をバラまくという作戦であればアリだとは思うが、それにするのであればタイミングと効果を狙って実施をしたいところだ。
いずれにしても広告については、今後も営業電話がついて回ると思われるので、しっかりと情報を得て対応カードの一つとして引き出しに入れるようにする。