毎日更新 限定  起業日誌

157日目 何事も諦めずにコツコツと

新たなスタートで一から集客

1件受注が決まったのなら、それを2件、3件と増やしていく必要があるのだが、1件目は何が決めてだったのか、振り返らずにはいられない。

出会いは、医療系の交流会で、フリータイムのときに、その先輩起業家の方と、たまたま名刺交換をさせていただいたのだ。

翌日にはメールをいただき、実際に会って話をしようということになりお会いして、その頃から期待を持っていただいていたが、こちらからも「この分野の大学の先生にお知り合いはいないか?」というようなメールのやり取りはさせていただいた。

最終的には、チャットのやり取りのようにメールを交わせる間柄にもなっていたというのが流れである。

この流れを作らなければ、今後も受注はないと思って、一つ一つ丁寧に対応を進めていく。

今日の午前中は、新たな顧客獲得に向けて、間接的にでも知り合いになっておくと良さそうな方々に、メールをさせていただいた。

何件か、具体的にオンライン面談にて、情報共有や意見交換をするアポイントが取れている。

もう一度、一から関係性を構築する相手を増やす、という姿勢でしっかりと臨むこと。

特殊な展示会で新たな兆し

午後からは、焼肉・居酒屋に特化した展示会に出席してみた。

会場は試食用の焼肉を焼く匂いで充満していたが、活気のある展示会であった。

目的としては、配膳ロボットを売り込む相手はいないか、というぼんやりとしたテーマで会場に入っていったのだが、調理器具や小道具、食材などを提供する商社の展示がほとんどであったため、売り込む先なんて存在しなかった。

そんな中、配膳ロボットを取り扱ったブースが3件あったので、それぞれ挨拶をさせていただいた。

どんな設定で挨拶をするか、を決めるまでに会場を2、3周することになってしまったが、シンプルに、機械設計事務所であること、配膳ロボットの需要も直接聞いているということ、もし引き合いがあったら相談したい、ということを告げると、どの業者も快く挨拶を交わしてくれた。

紹介料などの設定は都度やらせていただくとして、やはりロボット系の業界は伸びていることがひしひしと伝わってきた。

営業のやり方を相談するなど、新たな展開もできることだろう。

前向きに取り組みを再開したいと決意できる展示会であった。

共に成長

夜には、初ゴールをいただいた社長へ見積とスケジュール表を送付した。

「一緒に大きくしていきましょう」とエールもいただいて、とても励みになるパートナーと出会うことができて本当に感謝している。

共に成長できるパートナーと多く知り合うこと、そういう人が集まるコミュニティーに参加すること、その活動の中で運をつかむこと、というのが事業開始時に大切なことなのだとつくづく感じる。

受注をいただいて、次に考えるべきは、「期待値を上回る形で商品・サービスを提供すること」である。

ここに関しては、これまでの経験を踏まえて、一生懸命に取り組むしか方法はない。

さっそく、知り合いや後輩などに情報を展開して、外注先を模索するところを始めることにした。

共に成長できるように、プレッシャーもあるが、やりがいをもってやることと、限られた予算の中で、原価を上げないように工夫もしていかなくてはならない。

補助金も使えないか、考えながら進めたいと思う。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立