盛り上がったIVSに2日間だけ参加した。
IT関連のスタートアップイベントとして始まったという経緯もあるようで、中身としてはポップな感じのイベントであるが、ディープテックの話もあり、とても楽しいイベントである。
いずれは登壇側で参加できるようになれればと、刺激を受けることも多い2日間であった。
小さな積み上げ
朝一で、カッティングシート製作の振込完了のLINEがお客様から届いた。
製作費用1万円と小さい売り上げであるが、貴重な売り上げであり、「また必要になったときには注文します」とのコメントもいただいて、紹介をしてくれた友人も含めて感謝しかない。
例え少額でも、一つ一つの売り上げを分解して、次の売り上げに繋げることは大切であり、おろそかにしてはいけない。
FAXDMの取り組みも会員登録を済ませて、リスト取得する段取りを進めるようにしている。
- 集客は、これまで通りの交流会への参加を続け、引合いに結び付ける
- 引合いから顧客教育のフェーズでは、とにかく関係性を構築すること
受託業務に関しては、この二つの流れを加速化していく、という一筋の光が見えてきている。
②の顧客教育のフェーズで今現在、抱えているのは、食品加工業者、内装業者、照明装置メーカーの3件だ。
最低でも12ターンはやり取りを続け、そこに注文に結び付くネタがあろうがなかろうが、とにかく信頼関係を構築すること、を念頭にお付き合いを深めるようにしたい。
照明装置メーカーへの連絡が滞って一ヵ月が過ぎてしまっている中、毎日何かネタがないか探しているところ、先方からのメルマガでセミナー紹介があった。
他の予定とバッティングしてしまっていたが、これしかないと思い、即座に受講希望のメールを投げてメールのやり取りを再開するようにした。
注文欲しさで具体的な案件の話で関係性を築きたくなるところだったが、違う視点から関係性構築をしようと考えられるようになったのも、一つ受注が決まったことが心に余裕を与えてくれているからなのかも知れない。
新たな融資計画
中々進められていないタスクの一つに、信用金庫との関係構築がある。
これも一ヵ月以上前に面談を行ってからアクションを起こせていない状況であって、毎日タスクリストに挙げていたものの進められていない案件である。
こちらの狙いとしては、信用金庫が持っているネットワークで出会いを増やして引合いに繋げたいという点であるのに対して、先方としては、融資を促したいという狙いがあり、開業特典などが入った融資商品を紹介いただいている状況だ。
止まっている理由としては、事業計画をどのような視点で構築して記述するか、という悩みがあるのが、表向きな部分であるが、裏の理由としては「大きな売り上げも立っていないのに、追加融資を考えていいのだろうか」というネガティブ思考が頭にこびりついていたからである。
この点についても、一つ売り上げが立った時点で、前に進められそうだと感じていたのだが、そんな矢先に信用金庫の担当の方から電話をいただくことができた。
事業の現状や、事業計画の進まない悩みを素直に話をさせていただき、「屋号で口座を開設するだけも進めましょう」とおっしゃっていただいたので、次週をめどに相談に行くようにするとお伝えした。
ディープテックとは何ぞや
IVSのメイン会場へは2コマのトークセッションを目当てに参加した。
一つが宇宙産業でもう一つがディープテックだ。
宇宙産業については、ひと昔前に比べると盛んになってきており、先頭を走っている企業や団体は大きなお金を入手して何年も先の実用化に向けて取り組んでいる様子だ。
大学で取り組んでいる研究室に名刺を置いてきたので、何かの機会があれば挨拶にいくようにする。
ディープテックについても大きなお金が動いているようであるが、投資をする側の人は半信半疑でお金を出しているというのが現実のようだ。
それよりも、サービスやアプリケーションに特化したスタートアップの方が実現的でイグジットする期間も短くて投資回収も確実だからというのが本音の部分であるようだ。
とは言え、投資家が投資をしないとディープテックの日本産業は落ちぶれてしまうという危機感もあり、何とかこじ開けないといけない。
具体的なアイデアはまだないが、何かしらのプロダクトでこの分野にチャレンジしたいという気持ちは芽生えつつあるが、今の段階では足元売り上げのために、スタートアップ向けに製品化のサポートをするという方向で進めていこうと思う。
サブのイベントが夜の交流会で行われていたのでその交流会に参加して情報収集を試みた。
20名程と名刺交換をさせていただいて、具体化しそうな方とは出会うことはできなかったが、何名かは継続して関係性を築けそうな方と出会えた。
初めての参加となったビッグイベントであったが、来年はもう少し中心に近づいて活動ができればと思う。