資料作りは確認しながら
今月から来月にかけてセミナー講師の案件が3件入っている。
資料作りを開始して時間を割くようにしているが、この方向性で良いのか、というような疑問が常に頭をよぎるので、「悩むようなら聞いてみよう」と主催者にそれぞれ相談の電話をしてみることにした。
初めは、今月24日にあるJA滋賀のセミナーについて、参加者の属性とどういったセミナーの形式なのかを聞いてみると、以下の点が明らかになった。
- JA職員である営農コンサルタントが参加する研修という定義
- 前段では、ケースメソッドと行動経済学の座学をやっている
- 会場はロの字に並べた机を囲んだ会議室
- 現状6名の参加、増えての10名程度で、ディスカッション形式の方がいい
もう一方の製造業向けのセミナーは、8月か9月を想定していて、まずはチラシを配って参加募集をかけたいため、チラシ案の提出から始めることになった。
セミナー講師などの案件は、資料作りはもとより、主催者との関係性構築も非常に大切な要素となる。
関係性構築となったら、基本的にはコミュニケーションを取って、主催者の意向を十分に理解して、方針に沿うような内容にしていかなくてはいけないし、多方面に気を配っている主催者を安心させるような動きが大切となる。
結果として、先方の声もトーンもよく、お互いに気持ちよく会話ができたので、今日に電話で連携を取っておいて、タイミング的にも良かった気がする。
電話とメールでエンゲージメントを上げる
エンゲージメントと言うと顧客が企業にかかわりを持つという意味であるようだが、受注前の見込み顧客に対しては、「良い関係性を築くこと」という定義にして、営業活動を進めるようにしている。
エンゲージメントを高めるためには、色々と施策はあるが、基本的にはメールと電話が有効的な手段である。
もっと関係性を深められたら、LINEやSNSとなるし、最近では逆にLINEやSNSスタートの関係性構築もあるので、アイデアの引き出しはいくつもあった方がいいに越したことはない。
引合い案件となりそうな相手の一つである食品加工業者の工場長へは、先週はメールを何本かやり取りしたので、今日は電話をしてみることにした。
選定しているカメラの稟議を8月に通す予定で、その件について所感と現状確認をしておこうと思い電話で聞いてみることにした。
あわよくば受注横取りがベストなストーリであるが、それはあくまでも副産物で、やはり姿勢としては「お客様の自動化の取り組みの成功」をサポートする姿勢であるかと思う。
現状は、アドバイザー的な立ち位置での関係性構築をしているわけであるから、その立ち位置を演じ切ることが大切であると感じている。
「お金を取ったら?」という意見もいただくが、現状の事業活動の経験と、出会いの経緯、相手の事業活動の進捗、などを考慮すると、明らかに後発的に入り込んでいる身であるので、あまり受注に関してプッシュする姿勢を持たない方が良いと本能的に感じているところである。
とにかく、今は電話とメールで関係性を深く構築すること、これに尽きるので、自ら宿題を課して、宿題を提出する、その繰り返しを怠らないようにすることだ。
次のアクションとしては、低価格カメラの紹介、その次は照明についてのあれこれを伝えることにする。
再会に少しだけ成長を感じる
夜は、スタートアップの交流会に参加した。
何度もこの手の交流会に参加していると、知り合いも増えてきて2度目、3度目とお話しする機会も出てくる。
こちらが覚えていないパターンが多くて大変恐縮なのだが、今日は4ヵ月も前に一度だけお会いした方が覚えてくださっていて、とても嬉しく思った。
VCとして起業された方であって、前回は登壇者としておられた方で、「仕事を一緒にやるかは相性とフィーリング、レスポンスが早いこと」とおっしゃっていたのを記憶している。
当時は、スタートアップとして何かやろうとなんて微塵も思っていなかったが、今現在は遠くない未来にチャレンジしてみたいことの一つとして確実にスタートアップ起業が候補としてあり、その際には是非投資をお願いしたい相手でもある。
再会に少しだけ成長した自分を確認することができた。