久しぶりのデザイン制作からの取りこぼし施策の確認
久しぶりに友人の建設業経営者からカッティングシートのデザイン制作依頼が入った。
実はカッティングシート事業は3年以上前の大手企業にいた時代から構想はあって、ひそかにマシンを購入して準備をしていたものだ。
これからFXDMをして拡販活動に入るものであるが、構想当初はある個人事業家の商売を真似できるのではないか、と考えたところからのスタートだった。
自宅を建てた際のポストに表示する表札を探していたところ、妻がおしゃれなカッティングシートをデザインしてくれる業者をインスタグラムから探してきて購入したときに思いついたことである。
個人向けの事業として、華やかなインスタグラムに事例を掲載し続ければ、BASEなどのECサイトを使って副業で商売をされている方であったが、今はインテリアコーディネーター的な感じでイベントを開催されていいるようで、事業の拡大もされている。
その当初から、同じことはできないなと感じていたし、やるなら「専門はモノづくり職人で、そのエンジニアがカッティングシートを製作します」というような、カッティングシートそのものを中心に事業をしているわけではなく、サブ的な感じでありながらしっかりと作るイメージでプロモーションができればと考えていた。
その構想通り、現在は当初のイメージに近い形で運用ができつつあるので、小さな売り上げではあるが、何とかものにしたい。
同様に、過去に思いついていた事業はどんなことでも「まずはやってみることが大切」である。
次に動きたいと思うのは、教育ツールとして「超音波探傷資格の試験勉強アプリ」の製作と販売だ。
これは、前々職で資格試験を途中まで受けるつもりで動いていた際に思いついた事業で、ゆくゆくはロボット教室などの教育事業に結び付ける呼び水となると考えている。
前々職で知り合った方々にもそろそろ自信を持ってアプローチができる状態になりつつあるので、取りこぼしがないように形にしていきたいと思う。
1人社長で安定稼働させるにはコンサルタント
業務の断面においても、事業判断の断面においても、一人で会社を切り盛りし続けるのには、限界と危険性があると感じ始めている。
そんな中で先日オンラインで打ち合わせをさせていただいた4期目のコンサル企業の社長のアドバイスが頭から離れない。
- この先も一人で活動していくと決めている
- なぜならば安定した収入源を得られることに成功したから
- 事業開始の初期段階では信頼のできるパートナーをどれだけ作れるかが大切
- コンサルのサブスク契約をこぎ着ければ安定的に活動ができる
- そのために権威性や肩書を重視したブランディングが大切
この金言は、どんな本にもウェブサイトにも書かれていない、実績を伴った重要な一次情報だと捉えている。
これまでの半年弱の活動の中で一番の収穫でもあるし、現状の事業活動において肝に銘じておかなければいけないことである。
法人化した方がすっきりすると思えるわけ
よく言われているマイクロ法人について、節税という断面においてはすごく効いてくる話であるのは理解している。
一方で、売り上げが立たない間は全く意味がなく、ある程度の売り上げが出てきたら節税効果を感じることができるというのも分かる。
おおよその目標値は、個人事業主として800万円程度の所得がある状態で、法人としては100万円弱で良いから、その法人から役員報酬を得るという形を取ると、社会保障費と納税額が最小化できて効果が最大になる、というのが大まかな概要と理解している。
ゼロから事業を立ち上げて、なおかつこの最大化されるポイントを狙って事業活動をしている人が言うのなら理解もできるが、そんな人に出くわしたことがない。
店舗経営やカスタマー向けのECビジネスをやっている人など、ある程度集客と収益の関連性を見込める個人事業主であれば可能かと思う。
しかし、今は事業としては受託ありきで、しかも肩書を重要視する事業活動の形態であるので、法人格はないよりはあった方が相手に対しての印象が全く違う。
なぜならば、BtoBのビジネスにおいては、相手は経営者であろうと法人各を持っていることがほとんどであるので、個人事業主では対等に話してもらえていない可能性が高いからだ。
また、経費などの扱いについても、個人事業主でやっていくと、切り分けが難しく、管理が曖昧で甘くなっていくことに懸念を感じてきている。
個人事業主でも個人の財布と事業の財布を分ければ同じことができるのであるが、例え、売り上げがなく赤字ばっかりであっても、きちんと計上を残すという意味では法人にしてしまった方がいっその事うまくいくと考える。