毎日更新 限定  起業日誌

191日目 事業にもメンターは重要

久しぶりの壁打ち

午前中は久しぶりに友人の造園業経営者と電話で現在の状況について話をしてみた。

スタートアップ企業のイベントにばかり参加しているから感覚がマヒしてきているが、元々は受託ベースの注文を受けて事業を作るスタイルは友人から学んで開業に至った部分もある。

前々から言われていたことであるが、今回も強調してアドバイスをもらったのは、講師でも何でもよいから、教育の場に立って教えるという実績を作ることだ。

大学で先生をしているという肩書は何においても有効で、伝えた瞬間に目の色が変わるのが分かるというのだ。

肩書が必要と感じているのは、めざすべき事業家の先輩からもアドバイスをいただいているところであったので、とても腑に落ちる感覚であった。

方向性も間違ってはいないと言われ、背中を押してもらえる気持ちよさもあるが、厳しく叱咤してくれる存在も必要なのかなと思いつつ、目の前のタスクをこなすことに専念していく。

単なる調達でも全力で

受注を受けている医療デバイスの社長から、iPadを購入して欲しいと言われていたので、合プルストアに赴いた。

仕様の細かい点が不明であったので、直接電話をしながら何とか注文通りの品を届けることができたのだが、手渡しをした瞬間に「どこか商社から購入するかと思っていた」「定価は思ったより高いですね」と言われてしまった。

アップル製品はどこで購入しても同じであるから、あえて専門店での購入に至った訳を伝えたのであるが、どこまで理解してくれたのかは計り知れない。

また、同じく開業間もない企業であるので、潤沢な資金がないことも薄々と感じてはいたのだけれど、随所に「高い」というワードが出てくるので、気を付けながら受注作業を進めていきたいと思う。

とにかく、誠意をもって、細かいタスクも丁寧にこなしていかなければならないし、いくつかあるプロジェクトを成功に導いていかなければならない。

イベントで嬉しい再会

夜はスタートアップ支援プログラムの交流会に参加したのだが、そこで思いもかけない出会いがあった。

向こうから声をかけてくるまで気が付かなかったのだが、大手企業に勤めていた時の同僚に10年以上ぶりに再会を果たすことができたのだ。

聞けば、一足先に会社を辞めてから間もなくして企業し10期を超える法人を経営しているとのことで、起業家としては大先輩となっていた。

とは言え、大口顧客からの取引がストップした数年前からは経営も厳しいとのことで、色々と動いているようであった。

同じ機械設計者同士、切磋琢磨した日が懐かしむとともに、これから何か協業ができればよいねという話をして、お互いに良い刺激を受けて会場を後にした。

イベント自体は、スタートアップ支援プログラムとしてのメンテー制度の説明出会ったのだけれど、スポーツ選手と同様に、やはり事業の成功は優秀なコーチングが必要だということを痛感した。

また、ビジネスパートナーや仲間というのもその次に大切であることも改めて理解をすることができた。

素直に先輩の事業家の方の意見に耳を傾けて、タスクをこなしていく姿勢、そして仲間と見つけて事業をスケールしていく、細かい部分に正解はなく、大きな部分には戦略と軌道修正が必要、という点も基調講演から読み取ることができて、とてもよいイベントに参加することができた。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立