開業時にやるべき事
思えばこの数年は、運転や子供の面倒を見ているときなど、空いた時間はほぼYouTubeを聞き流ししている状態だ。
色々な人の意見を聞いても、これと言った答えがないだけでなく、だいたいの施策が相反する内容であったりする。
例えば、事業は絞った方がいいのか広げた方がいいのか、とか、事業投資をした方がいいのか抑えた方がいいのか、というように、時と場合によって対応を変えていくことが唯一の正解なのではないかと思うほどである。
そんな中で、半年間の活動から思うことは、そんなに大袈裟なことではなく、まず継続をすること、継続の仲にも環境に応じて変化させていくこと、というのが大切であることは薄々と実感してきているところである。
- 反応は早いに越したことはない
- 出会いを大切にして、ファンを作るイメージで活動する
- 長いお付き合いをすることを念頭に置いて接する
- やれることは明確に、端的に言えるようにしておく
- 一生懸命考えて行動する
人によっては多少は違う意見もあるだろうけれども、事業立上げの初期段階においては、今のところは以上のようなことくらいしか気を付けていない。
そして、よく言われている「痛みを解消する価値を提供することが事業だ」と一般的には言われていることについては、確かにそうかもしれないけれども、BtoBで特に標準的な商品やサービスを持ち合わせていない場合には、「結局は経営者と仲良くなることが大切」という、ただそれだけの営業手法だけがハマると感じている。
気まずい部分の誘いに対しての結論
知り合いも増えてくると、紹介いただいたり、イベントに誘われたりすることも増えてくる。
一番お手本にしている起業家の先輩から、あるロボット関係のイベントへの参加を紹介されているのだけれども、そのイベントの主催企業が前職で関りのある方で、できれば今は会いたくない気まずい関係にある。
理由としては、その当時は担当者間のやり取りが多く、会社への不満など色々なうわさが耳に入っていたので、あまり関わりたくないと思っていたからである。
なので気まずいというよりは、ただ会いたくないというだけであって、勝手にこちらが嫌気をさせいているだけの状態なのである。
それに対して、先方はそもそも覚えているかも定かではないし、前職の会社との関係も今はどうなっているのか知る由もない。
自分の立場も当時とは違う立場にいるのだから正々堂々としていれば良いのではないかと思う部分もあるし、何よりも誘っていただいた方へのメンツというものもある。
よって、時間調整をしてイベントには参加する方向で進めることに決めた。
納品物は自分でも試してから顧客へ
明日の納品に先駆けて、昨日外注エンジニアから届いた試作品を一度動かして試すことにしてみた。
数万円での受注ということで、仕上がりとしてはこんなもんだろうと思ってもらえると思うし、3Dプリンタでケーシングまで対応したのだから文句は出ないだろう。
しかし、当初依頼をいただいていた、データの掃き出しやトリガーの受信は対応ができていないので、その点については何か言われそうで気が気ではない。
自分でも動かしてみて、できることとできないことを明確にして、きちんと説明をして受け渡ししたいと思う。
一つ一つ丁寧に仕事をしていくこと、そのうえでミスをしたり、期待値を超えられなかったりするのは仕方のないことである。
質問事項などをシミュレーションして明日の面談に備えようと思う。