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204日目 伴走支援の実績作りへ進め

補助金の相談に府庁へ

午前中は現在検討中の補助金の相談で府庁に赴き、担当の方に面談をしていただいた。

初めて訪れた場所であるが、いかにも官公庁っぽく、古い建物でありながら廊下や階段はピカピカに磨かれて、各課にぎっしりと人が詰まって何やら仕事をしているオフィスであった。

直前の1時間前に作成した2枚の補足資料を使って、事業の内容を説明すると、いくつか質問くださって、すぐに内容を理解いただけた様子であった。

基本的には、「AiやIoTを使った製品開発の補助であり、その開発機が量産化されて世に出ていくイメージ」がオーソドックスな補助金対象となるストーリーとのことであった。

したがって、「デモ機の開発」としている今回の申請書案では、少しイメージが補助金の大儀とズレてしまうようで、すっきりとしない表情を浮かべていらっしゃった。

そこは、「多機能センサーを搭載したロボットの開発」として、言い切ってストーリーを修正していこうと思う。

当然、審査官は捕捉説明や面談をしてくださるわけではなく、A4の3ページ分の文章だけで判断をすることになるので、簡単にシンプルに事業内容のインパクトを説明しなければならない。

  1. 自己紹介は極力短く
  2. 大手企業では実施しているが小規模事業者では全く浸透していない
  3. 多額の資金が必要で、かつ開発要素が強いことが参入障壁となっている
  4. これを作ることで細やかな面で小規模事業者をサポートしていきたい
  5. 何でもできるというよりは、具体的な例を提示して申請するう

こういったことに留意して、申請書を修正していき、今週中にもう一度メールのやり取りは進めていきたいと思う。

急ぎ案件をどう対応するか

夏季休暇の前に一報いただいていた食品加工業者の工場長から、手持ちのカメラで検査を追加できないかという相談が来ていた案件に対して、電話連絡をいただいた。

これから、サンプルとカメラを送るとのことで、どうもいつもと様子が違うと思ったら、「顧客クレームが入って緊急対応しなければならない」ということであった。

ひとまず受け取って、こちらで試してみるとしても、一人では心もとないと思い、すぐさまメーカー担当者へ電話連絡をして、サポートを要請した。

当然、メーカーとしては手持ちのカメラではなく、追加カメラの販売につなげたいところであり、それはこちらとしても同じ考え方であるので、試し評価をしながらストーリーを作っていければと思う。

これまで良い関係を築いてきたお客様であるので、ひどい態度を取ることはできないし、お客様の要望である「手持ちのカメラを使ってコストを抑える」という点は最大限尊重をしなければならない。

難しい局面であるが、色々と動きを出せるしおもしろい案件になってきた。

二日連続で思いがけない引合い

午後は夏休みの子供たちを迎えに親戚の家に車で向かったのだが、その道中で見知らぬ番号から電話が鳴った。

「またいつものWEBサイトの勧誘か」と思い電話をとると、知り合いの経営者からの紹介で電話してこられたスタートアップ経営者であった。

水質の検査機器を開発されて、今は受託分析の事業を拡大しようと目論んでいるとのことであったがのだけれど、話を聞く限りにおいては、すごく面白そうな事業をされている方であった。

バブルについての事業展開も考えているとのことで、分析やバブルと言えば、本業でやっていたということもあり、何かとアドバイスはできるのではないかと思っているところに、「伴走支援してもらえませんか?」とズバッと本音を言ってもらえた。

さっそく、来月早々に面談をする日程調整を済ませて、会うことにしたのだけれど、こちらとしても、サポートを全力で行うとともに、マネタイズの部分やビジネス展開を真剣に考えていかなければならない。

  1. 月額最低でも5万円は取れるように交渉する
  2. 傾聴を心がけて、できるかぎり先方の要望を実現できるようなアイデアを出す

このことに注力したい。

経営目線で捉えて、効果的な事業をバシバシと実行していくイメージで、一緒に伴走して進めていきながら、一緒に成長していければきっと楽しい未来が待っていそうな気がする。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立