休みの日は手作業の日
今日も、ほぼ丸一日かけて、配膳ロボットのセットアップに時間を費やした。
ホットスポットでロボットとPCをつなげてソフトウエアのバージョンアップから、マッピングの作成、テーブル設定などを自宅で実施した。
一通りの作業を自ら実施しておけば、マニュアルも作れるし、お客様にも手厚いサポートをできると実感できた。
輸送をどうするかなど、細かい課題はまだ残っているが、あとは使っていただけるユーザーを見つけて、どうやって売りさばくかだ。
売りさばくという言葉はよくない。
使っていただくお客様へ、しっかりと価値を伝えなくてはいけないし、使うからには気に入って、よかったねと言ってもらわなくてはいけない。
・人件費はペイできない
・重い皿を何度も運ぶことができる
・重労働はロボットに任せて、人間はホスピタリティを上げる
配膳ロボットに限らず、人と機械の共存という意味では、機械でできることは機械に任せて、人ができることを人がやることに集中した方がよい、という大前提であるが、これをうまい言葉で伝えないといけない。
これは、自動化を事業の軸にしようとしている私にとっては、根幹部分の大前提である。
陳腐な言葉で言えば、「機械と共存する社会の実現」となるのだろうけれども、実行力と実績をもって説得力を高めていくしかない。
そのために、まずは一台使っていただけるように、しっかりと自分の言葉で、ホスピタリティを上げることの重要性を説明できるように準備していかなくてはならない。
思いとどまったメール送信
先週お会いした方々への御礼メールは午前中のうちに済ませた。
本当は、名刺交換した全ての人にメールをお送りしたいところであるが、今は時期尚早と感じて思いとどまって、メール送信していない人がほとんどである。
先週お会いした方々は、いますぐ商品を売り込む人でもないし、何かこちらが発注したり、購入したりして関係を築ける状況でもないため、単なる御礼メールをするだけでは、何の効果もなく、むしろマイナスと考えた結果だ。
配膳ロボットは別として、そのほかの自動化や補助金で案件化させるためには、実績もない今は、仲良くなった人から紹介をいただく、というのがビジネス的に進めやすい。
だから、今はとにかく人に会ってファンを獲得すること、これに注力するべきであるから、明日からも交流会を探して、積極的に参加していこうと思う。
教育構想
ロボットを動かしてみて、息子の興味深々な姿を見ていると、改めて教育断面で何かできそうな雰囲気を感じている。
・なぜ動くのか
・なぜ感知して止まるのか
・なぜ地図を作れるのか
・なぜしゃべるのか
言い出せば切りがないくらい、色々な質問が出てくるし、何だかんだで私自身も、それに全て答えられるだけの経験も積んできている。
儲けは度外視しても、地域貢献や技術の還元という断面でも、割と早い段階で隙間時間に塾を開催するのはありなのではないだろうか。