今日も一日学習に時間を費やした。
単なる学習も事業に置き換えて
ITコーディネーターの試験内容は、細かなITの動向を試験するという内容ではなく、一言で言ってしまえば「事業コンサルティング」としての行動指針を身につけるための試験だ。
半年前には知らなかった資格であるが、飛び込んでみて良かったとつくづく実感するのは、より実践的なコンサルとしての考え方や取り組み方が具体的に教科書になっているので、中小企業診断士の資格よりよっぽど役に立つという点である。
中小企業診断士の資格範囲は広すぎるため、資格を取れたところで実践でどのように役に立てればいいのか正直わからぬまま試験勉強をしていた節があるのに対して、ITCの試験勉強は、常に事業に結び付けて考えられると感じている。
コンサルティングとしての顧客の事業を具体的にイメージするだけでなく、一人で事業を実施している自分の事業に対しても、答え合わせのように行動を見直すことができているのだ。
思いを具体化するために、情報を集めてビジョンに変換して、企画書から計画書、実行へ移していくというオーソドックスな方法を徹底的に叩き込まれる感じの試験勉強は、とても役に立つし、セミナー講師などの今後の活動にも活用できるはずだ。
それもこれも合格することができてこそなのだから、あと二日、何とか合格できるように追い込むしかない。
ホームページ制作を引き受けるか
友人の経営者から問い合わせが来ていたHPについて、試験勉強の合間に、どうするかを一日ほど寝かしていたのだけれど、これは確実に引き受けてものにしようと決めた。
理由としては、実績作りと売上貢献の2面が考えれらるのだけれど、引っかかっていたのは、そんなに大きな儲けもないし、他に探せばやってくれそうな人は山ほどいるのに、という気持ちがあるからだ。
けど、目の前に困っていて、こちらに助けを求めてくれる人がいる、なおかつ気心の知れた友人であるのであれば、タダでもやってみるのが今の事業の状況であるし、これが事業が立ち上がった状況であっても、手助けできるくらいの余裕を持って活動したい、そう思うと、やらない手はないという結論に至ったという訳だ。
そう決まれば、ある程度、知り合いの人に値ごろ感を聞いて、場合によっては一部外注をすることも念頭に、調査を開始しなければとやる気になってきた。
ただし、試験が終わるまではそちらが最優先であるのだから、いったんは保留をして3日後から動くことにする。
困ったときは整理整頓
ほぼ試験勉強しかせずに2日間を経過してしまったので、事業のことが不安になるし、試験そのものが合格できるのかという不安もあるし、落ち着かなくなってくる。
そんな時は、身の回りの整理をすることで気持ちが落ち着くこともある。
休憩時間の合間に、お客様からのサンプルやら、展示会やセミナーの資料やら、山積みになってしまっていたデスク周りを少し整理整頓することにした。
事業開始のところで、受け取った資料が膨大になってきているが、今は捨てずに全て取っておくことにしている。
特に、チラシ関係は、今後問合せする機会にもなるだろうし、こちらの事業の参考にもできる可能性もあるから、とにかく一年間分は残しておくことにしているから、量が増える一方で整理整頓が追い付いていない。
これまでの行動の振り返りと、今後の行動指針、また見込み客とのコミュニケーションとしても、どこかでまとめた時間を作って、整理整頓の作業を入れようと感じた。
休憩時間に少し片づけをしただけであるが、このような考察をすることができ、進めることができていない事業活動に対しての不安を少し和らげることができた。