毎日更新 限定  起業日誌

223日目 どんな状況でも事業のことを念頭に

勝手に会社を辞めて独立して、家族には迷惑をかけているのに、20年以上続けているからといって、勝手に休暇を取って友人と沖縄へ、ひどい話であるが、これは独立するにあたって一つの目標でもあり、諦めずにチャレンジすることでもあった。

環境が人を育てるのならば

幼馴染とのバカンスなので、どうしても「あいつはどうしている?」的な話が毎年出てくる。

中には優秀な企業に出て出世をしているやつや、独立して成功をしているやつなど色々だ。

ヨーイドンで箱に押し込まれる義務教育なんてちっぽけなもので、その枠組みの中で優秀であったとしても、将来が約束されるわけでもないし、道標を渡されるわけでもない。

結局人は何で人生が決まるのか、と考えると大きな要素を含んでいるのが「どの環境に身を置くか」ということではないのかと思うのである。

確かに、その環境下でどれだけ努力をするかという要素も大きいのであるが、ある一定レベルで努力をすることができる人がほとんどであると言えるので、だとすればやはり環境が一番人生を左右すると考えられる。

大手企業と一口に言っても色々な企業があるし、その中でも組織があって、所属するメンバーはそれぞれである。

はっきり言って運に近い状況でその環境下で日々を過ごすことになるのだから、もっと人はどの環境で自分を活かすかと言うことをもっと考えなければならないと思う。

エンゼルスからドジャースへ移籍した大谷翔平のように、あのスーパースターでさえ自分が過ごす環境を一生懸命考えているのだから、我々凡人はなおさら考えて行動しなければならない。

22年のサラリーマン生活に身を置いてしまって、気が付くことができなかった人生における大切なことを今さらながらに思い知らされることになるのだから、やはり休暇って大切な要素なのだ。

先入観を捨ててトレンドを探す

おかげさまで、小さな田舎町に育った友人もそれなりに自立をしているからこそ、毎年恒例のバカンスができるわけで、逆に大手企業に勤めていて、休暇を取りにくくなってしまっても、この友人旅行には参加できないのだ。

だからこそ、独立を視野に転職をしたと言っても過言ではない。

サラリーマンとしての休暇でくる沖縄と独立をしてからの沖縄で一番違うのは、何度も来て、何度も見ているはずの景色でも、全てが事業活動にしみ込んでくる感覚があるという点だ。

観光産業で成り立ってる沖縄で、ホテルはどのように事業展開をしているのか、小さなダイビングショップはどうやって集客しているのか、激戦となっているレンタカー屋で勝ち残っているのはどんな企業なのか、雇用は不足していないか、などなど。

また、最新のトレンドも見逃せない。

  1. ドローンによる撮影サービス
  2. 民泊的な小規模な宿泊施設
  3. 飲食店の電子看板やタッチパネル注文
  4. 電動バイクやキックボードのレンタル

などなど、将来的には沖縄に絡めた何か仕事を展開したいという夢も出くる。

しっかりとしたものづくりを

ここ数年の流行は動画撮影にゴープロを使用することだ。

メンバーの誰かが持ってきてくれて、撮影までしてくれるから細かい操作や構造はよく見ていないのだが、見るからに頑丈で水にも強いシンプルな作りとなっているのはすぐに理解ができる。

恐らく、日本のメーカーであればほぼ全て企業が同様の性能と機能を備えたカメラを作ることは可能だろう。

なのに、作れていないのは何故なのか、いくつか要素はあると思うが、

  1. 大手は技術はあっても、意思決定ルートが複雑だから新規事業は出にくい
  2. 中小や小規模企業は、設計レベルが低い
  3. そもそもプロダクトインの思想が日本に浸透している

という点が主な理由と考えている。

それに対して、スタートアップ企業での成功例としてLUUPなどが挙げられるが、これはこれで、設計的にベストなのかと言えば、トヨタを輩出している日本のモノづくりの徹底ぶりは見られないし、そもそも日本製なのかも怪しいとなってしまう。

これだけ普及して使われているゴープロは、正に日本のモノづくりが理想とすべき「これでもかと言うほどの頑丈さ」なのではないだろうか?

過去の日本の製造業のレベルに戻るのではなく、新たな展開として新しいやり方で高品質なモノを世界に届けられるように、技術の灯を消さずに受け渡すことをしたい、というのが事業活動の裏のテーマでもある。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立