毎日更新 限定  起業日誌

225日目 仕事が増えて嬉しい悲鳴

返事の来ない設計会社へ何も手はなし

現在、一番優先の高い仕事は温調を使ったデバイスの設計製作であり、一発目の試作を9月末までに一つ仕上げないといけない。

既に10日なので残りの20日間でどこまで進められるのか、ドキドキワクワクが始まっているのだけれど、クリティカルな面だけは評価なり設計なりのメドを付けておかなければならないし、お客様へ安心してもらわなければならない。

設計の面では電気設計会社へ依頼をかけているが、未だに見積の回答が出てこないから、一度電話をしてみようと思う。

エンジニアの方と電話等で話ができるだけでも助かるので、その点だけ先にやらせていただくなど、柔軟な対応をさせていただけないか交渉をしてみたいと思う。

並行して、セカンドオピニオンとして別の業者に話を持ち掛けてみるのはどうか?

立地面などのリスクもあるので、そんなに遠い業者にお願いすることは避けるとしたら、選択肢はそんなにないし、それでも今お願いしているところよりも遠くなるので、やはり今お願いしている業者に見てもらうのがベストのような気もする。

一度、連絡をして聞いてみるのもやってみようと思う。

実験の方は、乾電池で低温度が実現できるのかという不安と、電力消耗のバランスが保てるのかという懸念点が払拭できていない。

今日は、乾電池2個を潰す勢いで連続通電をしてみたのだけれど、案の定、10分程度で電圧降下が始まって上手く温度が下がってくれない状態に落ちてしまった。

20日間しかないので、毎日進捗を出して進めるしかない。

イベント講師へのあいさつで

夕方は、医療関係のスタートアップイベントに参加してみた。

受講者の様子を見ていると、少々様子が違うなと感じる部分があって、受講者側の方々と名刺交換ができなかったのが残念であるが、講師の方2名と挨拶を交わすことができた。

そのうちの一名の方が、開業した経緯を説明した際に、前のめりで興味を持ってくださったので、もしかしたら新たなる案件に繋がる予感がした。

一つは、製薬などの化学のスタートアップを支援されているからなのか、ハードウエアの設計ができるという面で興味を持ってくださったようだ。

もう一つは、前々職でお世話になった方とお知り合いのようで、定期的に飲みに行く中とのことであったから、その面でもハードルが下がった気がして縁を感じた次第だ。

国立大学の先生でもあるので、官公庁向けの取引資格があることも有利に働くかもしれないし、事業立上げに関してのエキスパートの先生でもあるので、是非お付き合いを深めたいところだ。

見込み顧客名簿回遊しながらタスク整理

いつも通り、見込み客リストの回遊をして眺めていると、「あ、この業者も試作をやってくれるかもな」と、以前お会いした時には具体的な案件がなくて挨拶以上の話ができなかった方へ連絡が取れそうな気がしてくる。

やはり、見込み顧客リストは小まめに見直すことが後々に効いてくるものだと改めて感じているところだ。

と同時に、回遊していかないと「あれ、この人、どんな事業をやっている人かな?」と、記憶があいまいになってしまうことも防げるのだから、せっかく集めた名刺リストは有効に活用しなければならない。

補助金を活用できるようになって、お付き合いの幅がグッと広がってきている感触があるのだが、顧客回遊と併せて、タスクの確認も実行した。

  1. 温調デバイスの開発
  2. Aiカメラの受注獲得
  3. 補助金事業のロボットや部品の選定と購入
  4. 信用金庫への事業計画提出
  5. ITC協会への参画表明
  6. 講師案件の資料作り

細かいタスクを入れてしまえば、20や30くらいのタスクは軽く超えてしまうくらいになっており、半年前に起業した時には想像もできなかった仕事というものが生まれてきていることに驚くとともに感謝の念が生まれてくる。

年間売り上げ目標達成と、来季へ向けての種まきをしっかりと実行すること。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立