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228日目 フロントの情報収集とバックの製品化

展示会のハシゴ

今日は展示会が重なっていて、3件をハシゴするスケジュールを立てていたのだけれど、その間に会場でつないで1件のオンラインを実施しなければならなかったから、わりとタイトな一日であった。

展示会としては、住宅・建機系のもの、カーボン材料に特化したもの、ギフトショーの3件で、結果的にはどれも今後に繋がりそうな出会いはなく、単なる情報収集に終わった程度だった。

建築系の展示会では、リフォームや現場作業、ガーデンデザインをやっている友人をそれぞれイメージしながら、「知り合いの業者に紹介」という形で話を聞くとスムーズに商品やサービスの説明をしていただけたので、今後も使える作戦と感じた。

中でも、Aiを使った空間デザインの画像合成やドローンの業者と繋がることができたことは今後の展開に何か役に立つ気もしている。

カーボン系の展示会では、今設計をしている温調デバイスの部品をお願いするつもりであるグラフェンのメーカーも出展していたので、そのブースへ挨拶をしに行く程度で、少し寂しい展示会であった。

ギフトショーも地元開催でないので、あまり突っ込んで話を持って言ってもすぐの案件はないから今一ついい出会いに結び付かなかった。

収穫は少ないハシゴ周りであったけれど、情報としてはアップデートすることができたので、ひとまずは活動としてはまずまずの一日であった。

同じ思いの業者はいくらでもいる

展示会場のベ以前のンチで実施したオンライン面談は、以前の展示会で名刺交換をしていた業者から依頼が来ていた面談で、あまりブースで会話した記憶がない企業であったので、しっかりと話を聞こうと決めて臨んだ。

名刺交換をしたのは代表の方であったが、面談は営業マネージャーの方で、会社の規模としては大きくはないが、10年以上経営を続けている立派な会社であるというのが第一印象である。

事業としては、いくつか分けているようであったが、創業者がPanasonic出身ということもあり、モノづくりを中心に、OEMとして開発をサポートするという事業をメインに経営されているとのことで、とても親和性のあると感じている。

そう言えば、ブースでも「何でもできる会社ですよね?」なんて声をかけて「はい、なんでもやりますよ」と答えていただき、名刺交換だけさせていただいていた記憶が残っている。

これから何か受託開発をしたり、自社製品を開発したりする場合には、相談できるサポート企業として、こまめに連携を取っていければと思える相手であった。

お互いの認識が取れたところで、30分程度でオンライン面談は終了させてしまったが、その後夕方には先方からメールも届いたので、こちらからもすぐさま丁寧に返信をしておいた。

このところ、受託開発については、やろうとしていることと同じことを実行している企業に立て続けに3件ほどお会いしている。

本件以外の2件についてもしっかりと挨拶を済ませておくこと。

実験評価が進まない焦り

温調デバイスの実験評価が進んでいないのにも関わらず、一次試作の納期だけが月末に迫ってきてしまっている。

ハードの図面については、この週末に仕上げて週明けに手配をしなければ間に合わない感じになってきた。

ある程度、構想は固まったので、久しぶりに3Dモデリングをして図面化まで自分で実行してみたいと思う。

一方で、実験評価については、依頼をしていた電気設計業者から2週間が過ぎても見積もりが出てこないのが心配でならない。

紹介で知り合った業者で、まだ一度も直接お会いをしたことのないせいもあってか、あまり乗り気ではないというのが正直なところなのだろうけれども、何とか毎週メールは届いているところなので、少しずつ進めていくしかない。

焦りはあるが、基礎的な部分はできる範囲でデータ取りをしていくように努め、いざ設計に入る際には、スムーズに進められるように準備をするしかない。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立