毎日更新 限定  起業日誌

232日目 何が起きても健康第一は変わらない

受注決定とみなして始動

午前中は食品加工業者のとオンライン打ち合わせを実施した。

全国に複数の向上があり従業員数は100名に近いから、工場自体は小規模であっても、いわゆる中小企業であり、それなりに社内組織がしっかりとあるお客様だ。

この数週間の間に、お互いの状況は変わってきていることもあるだろうけれども、とにかく注文をもらうことを念頭において話を進めることにした。

ふたを開けてみると、やはり工場長の中でストーリーは決められているようで、どうやらAiカメラは自社で購入して進めるということ、取り付けようとしているベルトコンベヤーは、こちらに輸送して、一ヵ月で動くように仕上げて欲しい、という内容であった。

ベルトコンベヤーについては、

  1. 輸送の手間暇が結構大変であること
  2. 200Vでの駆動であること

この辺りの条件を考慮して、輸送することは見送りになったが、とにかく「遅くとも10月末までに動くようにすること」という話の流れで、とんとん拍子に進んでいった。

もちろん、こちらとしてはOKの話で進めており、動きや設定の最低限必要な条件はヒアリングすることにして、すぐに行動を開始することを約束した。

金額面の条件については、あえてこちらからは話を持ち掛けずにいたのだけれど、案の定、先方からも話が出ずに、今回のオンライン打ち合わせは終了させてしまった。

出来高払いで請求するか、相手の予算に応じた形で受けるか、どうするかはこの先の交渉にかかっているが、今回はお試しとしてあえて金額は言わない方向で話をしてみることにした。

再び生物循環の話が一日2件

午後からは、大阪万博への出展者の発表会に参加して話を聞くことにしていたのだが、その発表者の中に、大学発の環境DNAを分析するスタートアップ企業の発表があった。

先週の生物多様性のイベントでも同じような企業の発表があり、重なったこともあって、特に印象的であった。

夜は夜で、毎月恒例の起業家や投資家の集まる勉強会のイベントに参加し、そこでの講演では、「サンゴを育成することを事業にしているスタートアップ企業」の若いCEOの話を聞くことができ、キーワードとして、やはり生物多様性やTNFDが注目されているということが取りだたされていた。

循環型の社会を意識して、ベースとなる「自然」と中間にある「社会活動」そして一番上の「生産活動」をバランスよくサステナブルにすることを理念に掲げておられたので、すごく参考になる講演であった。

他にも印象に残ったこととして、

  1. やっていることは「サンゴの水槽を売ること」であるが売り方と売り先を変えている
  2. 最初の頃は、Aiアプリを作ったり日銭を稼いでいた
  3. イグジットを果たす義務が発生する資本提供を受けていない

という話をお聞きすることができて、この考え方に共感を覚え、是非参考にしながら商売を進めて、事業へと展開させていければと刺激を受けることができた。

健康について考える

あまり仕事以外の話題をここで記載するのは良くなく、また別のカテゴリーの記事として経過を記載することになると思うが、健康について記述をしておく。

今日、健康診断の結果が郵送で届き、腹部エコーの欄に「主膵管膨張が認められる」「再検査」というコメントが残されていた。

5年生存率10%と言われる膵臓がんの兆候として注目されている主膵管膨張が認められたということで、すぐさま近くの総合病院で外来予約を明日いれさせていただき、医者に診てもらうことにした。

最悪の事態になったことを想定してみると、それでもすぐに入院手術ということにはならなそうであるが、なったとしても事業活動は継続するし、今お付き合いのあるお客様との関係は継続させるし、これから受注活動もできる限り進める、「なおのこと数年で事業をしっかりと立ち上げる」必要があると、緊張感が走った。

死ぬと分かったところで、別段違うことをするわけでもなく、むしろ早く稼ぎを増やして、もっと自由に活動ができるようにしなければならない、その最短ルートを模索する、という「何もこの半年、考えてきたことと変わらない」という結論に至った。

「もっと最短ルートを進め」それが、この健康診断の結果で突きつけられたメッセージと捉えて、事業活動を進めるとともに、健康に留意して生活するしかない、そう思う次第だ。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立