毎日更新 限定  起業日誌

232日目 見込み客も見込み案件も回遊を

予定変更でホッとしている暇はない

9月に試作機1台を納品する約束をしてしまっているので、毎日実験をしないと間に合わない状況だ。

スケジュール的にも厳しく、焦りとプレッシャーで落ち着かなくなってきていたところ、明日のスケジュールに「未エントリー」の交流会が予定されていることに気が付いた。

イベントサイトを見てみると、既に満席となってしまっており、せっかくの交流の場を一つ逃すこととなってしまった。

来期に向けて新たな出会いを求めるフェーズにきており、残念な状況であるのだけれども、代わりに実験の時間を確保できることになるので、ホッとする一面もあるのが正直な感想だ。

「日銭を稼ぐための受託は欠かせない」「しかし、これに集中してしまっていては新しいことはできない」という、いっちょ前のジレンマを身に染みて感じるところである。

来期に向けた取り組みとして大切なのは、見込み客に対してのコミュニケーションを増やすことだ、それを肝に命じて、今一度スケジューリングを立て直すことにする。

慣れない回路設計とベテランアドバイザー

とにかく、夕方に控えたお客様との電話会議に安心感を持ってもらうことが大切なので、そのためにできる実験と予測値を持っておかなくてはならない。

ハードの配線については、写真や現物、WEBサイトの上表から拾うことで、何とか辺りをつけることができた。

その際にパートナーとして活躍してくれたのがChatGPTだ。

アルディーノのプログラムの解読から、配線で使用するピンまで、詳しく教えてくれるのだから、とても役に立つ相談役である。

もう一方が、ベテラン技術者で、以前から支援対応の見積もりを依頼していた電気設計業者に所属する方だ。

一向に見積もりが出てこないので、お客様への説明もつかないと思い、思い切って営業の方に電話をして、「見積もりは後回しとしてまずは直接エンジニアの方とお話をさせていただきたい」という旨を伝えることとした。

すると、すぐにオッケーをいただいて、エンジニアご本人から折り返しの電話をいただくことができたのだ。

やろうとしている実験内容についてのアドバイスをいただける形となったので、一気に評価が進み、何とか試作が間に合いそうな雰囲気が出てきた。

実際に実験に入る前に、配線図を作成して確認してもらうようにして、前に進めていければと思う。

やはり何事も一人で黙々と仕事をすることは良くないと改めて感じているところである。

忘れているタスクを今一度整理

このところ、緊急対応や集中対応が増えてきていて、タスクの整理がおろそかになってきているから、まずは緊急のタスクの棚卸をしてみた。

  1. 補助金のポスター原稿 明後日20日まで
  2. 補助金の注意事項確認(個人への支払について)
  3. 法人登録の手続き
  4. ITC協会への申込
  5. 見込み客リスト回遊からのメール配信

雑多な仕事も増えてきているが、取りこぼして命とりになる可能性もあるのだから、今一度、気を付けて事を進めていかなければならない。

一つのタスクを30分で区切って、ひとまずは2.5時間を使ってこれらのタスクを回すことを明日の午前中に実行するようにして、残件はまた明日以降へ繰り越す形で進めることにする。

次に、急ぎではないタスクの確認であるが、大小合わせてざっと20くらいは挙がっていてメモで残しているのだけれど、すぐにタイミング的に待ちの状態のものが多く、既に数か月も放置してしまっている項目も多い。

サラリーマン時代ならメモから消してすっきりしてしまうところであるが、独立してからは「何が事業として当たるか分からない」といういう思いから、中々捨てきれない項目が増えてしまいがちだ。

これらは、アイデアメモとして、どこかに格納しておくよりも、邪魔にならない程度に目に付くところに置いておくのが良い気がしている。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立