思わぬところから引合い
友人の経営者からの依頼であったHP制作は、開業当初に知り合った副業WEBデザイナーに対応してもらうことで折り合いがついた。
制作窓口を担当するので、その分のマージンをいただくことになるのだけれども、三者ともに満足いく取引ができて一安心だ。
これから2ヵ月くらいかけて制作を進めていくことになるのだけれど、このようなこまめな受注を増やしていかないと、日銭を稼げないし、今期の目標も到達できない。
もう一件、商工会関係の産業活性組織の方から電話が入り、「樹脂成型の設計はできますか?」ということを聞かれた。
これも開業当初に商工会のマッチングサイトにエントリーさせていただいていたのがきっかけで声をかけていただいたようだ。
当初は、設計はやるつもりはそこまでなかったのだけれど、今となっては設計も請け負って、何とか売り上げを稼がなければならない。
返事としてはイエスで、是非とも前向きに打ち合わせをさせてください、という旨を迷うことなく伝えることができた。
直近、温調デバイスの件で樹脂加工の設計をして肩慣らしをしていたこともタイミング的には良かったのかも知れない。
とにかく、まだまだ売り上げは全然足りないので、受注を獲得できるような動きをすると共に、いつでも受けられる空きを作るためにも、今ある仕事もこなして進めなければならない。
一進一退の実験準備
温調デバイスについては、構想が固まったので、あとは実際の動かしてみて実証したり改良したりする試作フェーズにきている。
こうなると時間も読めないし、とにかくやらないと話が進まないのだけれど、一人で実行するのはいつも心細い。
今日も、初めて組んだ回路にプログラムをインストールしてみるのだけれど、エラーが連発するし、ペルチェが暴走して板が熱くなるし、進んでいるのか退いているのか分からない状況である。
すぐに誰かに頼ることもできないし、相棒はChatgptだけという状況で、今日のところは目の前に灯りが見えてこないところであるのだから、明日のイベント参加も見送ることに決めた。
外注に上手く仕事を回せるようになることが、これからの一つの課題でもあると痛感しているとともに、今からでも「どうやって上手く安く外注に頼めるか」を知恵を絞ってやるしかない。
とりあえず聞く、元同僚に聞いてみる、何でもできるはずなのだから。
補助事業への焦り
補助事業については、明日締め切りのポスター原稿を提出しなければいけないことが一点と、経費処理の期間が開始されているのに対して、毎月締めで報告をしなければ処理を認めてもらえないという点を注意しなければならない。
これまで、事業活動として、経費処理をまとめたことは一度もなく、領収書だけを山のように保管しているのみである。
月末までのどこかで、9月中の補助事業に関する処理をまとめなければならないし、今購入しようとしている走行ロボットについても見積もり等をまとめていかなければならない。
はっきり言って、補助事業だけれも手一杯になりかねない作業量になってくる。
焦りしか募らない状況を打開するには、まずは手を動かして落ち着かせること、外注に振って作業を軽減すること。
そろそろバックオフィスとして、補助事業の経費処理だけでも外注化していっても良いのかもと思うところである。