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235日目 投げれるボールは早く手放せ

今日は、一件、アバターのイベントに参加する予定であったが、デバイスの試作の進捗が芳しくないため、予定を変更して実験に集中することにした。

壁打ちは必要なのか

外出の予定は変更したものの、オンラインの予定として顧問契約をしている弁護士事務所への補助金採択の報告があったので、30分の壁打ちを実施した。

壁打ちといっても、補助金の内容を説明して、今後の展開についてアドバイスをいただくといういつもの形式であった。

その中で出てきたのが、

  • 補助事業の先はどうなるのか?
  • その計画は?
  • 仮に弁護士事務所で何かできることがあるとしたら何をすればよいのか?

という質問で、はっきり言えば、どのような営業スタイルにしていくのかをはっきりとさせた方がいい、というコメントであった。

要は、一つ一つの案件を代表が自ら全てを動いて、営業だけでなく中身についても一人で実行している状況はよくない、ということだ。

おっしゃることはよくわかるし、そこが来期からの課題であるのは分かるのだけれど、第三者から言われると、心の底ではカチンときてしまっている自分がいた。

  • そんなことわかっている
  • けど、今はその時期ではない
  • できる部分は外注している
  • 外注したくても予算がない

言い訳をしてしまえばいくらでも出てきてしまうが、当面の間は一人で事業活動をして、いずれは人を雇って大きくする、という方針が誰にも響かないようであるし、一人で何でも決めて進めている状況が、傍から見ると脆弱に見えるようだ。

確かに、事業アドバイスをしてくださる顧問もいないし、見映えは良くないのは事実だ。

肩書を揃える先には、良い顧問先を見つけることと、どうやったら人を雇えるかの目線も加えて活動を進めていこうと思う。

万事休すはまだ早い、一進一退を繰り返して

温調デバイスの実験については、もうほとんど無理な状況が続いていて、一つできるようになっても、他でダメな部分が発覚するなど、一人で実施をしていて心が疲弊する一日であった。

今日のところは、現状を整理して、外注先に現状を伝えるとともに、何かわかることがあれば教えて欲しいと電話までして、何か手掛かりが掴めないかと模索してみた。

できない部分は、後回しにしてできる部分を先にやってしまうという作戦もあるので、そのどちらも対応をすることにしたが、結局は実力不足がものを言うわけで、午前中に弁護士顧問から言われた、「何でも一人でやるには限界がある」という言葉がグサグサと胸に突き刺さっていった。

とにかく、今日は時間オーバーとなってしまったので、明日はできることから進めるという方針で、しっかり片付けをして明日へ備えることにした。

補助金と法人化

採択された補助金のポスター原稿締め切りもあったので、作業の合間を使って原稿を仕上げることにした。

原稿は何とか仕上げて提出はできたのだけれど、補助事業について今月の支払費用については今月末にまとめて報告をしなければならないという注意事項を認識できていなかったので、突如焦りが出始めた。

毎月使用した費用については、当月末に報告をしなければ補助事業としての費用と認めてくれないということなので、慌てて相見積もりなどを試みることにした。

最悪、今月は備品の購入と走行ロボットの手配というところで締めにしようと決めた。

法人化についても、マネーフォワードの行政書士の方から電話連絡があり、早くメールに返信を下さいという旨の忠告をいただいた。

どうやら定款に定める内容の承認をしなければならないのだということなのだが、もらった電話で、事業開始を10月にするか1月にするかで悩んでいた部分があることを相談してみた。

初年度は12ヵ月を超えてもよいという認識でいたのが、実は違うということが発覚したので、定款の内容は修正依頼をしなければならない。

そもそも初年度は12ヵ月を超えてもよいという認識に至ったのはいつからだろうか?もしかしたら顧問弁護士とのオンラインの打ち合わせの時にそんな話が出たような気もしている。

それはもうよいとして、とにかく事業開始は10月として、いよいよ法人としてのスタートを切るのだ。

事務作業が全く追い付いていないが、着実に前に進められるように早く自分が持っているボールは投げるように心がけることにする。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立