毎日更新 限定  起業日誌

248日目 懐かしい出会いに成長を実感

朝から嬉しい知らせ

早朝にメッセンジャーでスタートアップ協会の会長から、年末のセミナーのバナーが仕上がったとの連絡があり、中身をみさせていただいた。

内容としては、こちらが事前に送った文章やワードを散りばめた形の広告ページであるのだが、顔写真も掲載いただき、よくできた見映えで作成いただけた。

分かってはいたけれども、イメージ以上の待遇をしていただいて何とも言えない気分になった。

何気なくスタートアップのイベントに参加するようになって、開業時には考えもしていなかった世界に憧れを抱いて、「自分もいつかはピッチに出るぞ」なんて思うようにもなってきていたのに、それをすっ飛ばして、スタートアップに対して講師をするなんて考えてもいなかったのだから、変な気分になるのも当然である。

補助金1件、講師案件が2件とHPのお知らせ更新のネタが増えてきているのも嬉しいことだ。

新規名刺交換の数が激減しているが、代わりに既存の名刺リストからしっかりと回遊をするように心がけなければならない。

試作機の納品

この2週間のメインのタスクであった、温調デバイスの試作機を無事にお客様に届けることができた。

そこまで大喜びという感じではないが、そこそこ気に入って喜んでくれている様子であったので、まずまずの仕事ができたと思っている。

気を引き締めなければならないのが、年末年始にかけて製作する10式についてだ。

  1. ケーシングのコスト
  2. 制御プログラムの修正
  3. 冷却ファンの装着有無の判断
  4. 配線、コネクタの製作をどうするか
  5. 使い勝手の仕様決め

課題が多いのに対して、要求仕様が固まっていないのもネックな部分ではある。

道筋としては、2個目の試作機を作って、先生方に見てもらい要求仕様や使い勝手を決めていくことが、手っ取り早いとも思うし、お客様の臨んでいることでもあるので、その作業に取り掛かりたい。

さっそく2台目の組み立てを土日で再開できるように、段取りを開始した。

展示会での再会と今後の展開

ものづくりの大きな展示会が開催されているので、明日、元同僚と合流する約束をしているのだが、明日は明日で祭りの子供神輿の引率をしなければならないため会場入りが遅くなる可能性が高い。

なので、今日も会場に行って、一回りすることにした。

製造DX展、機械要素展、計測展、これらの展示会がミックスされた形のものなので、規模としては関西最大級の催し物となっていた。

今日も時間としては17時に会場が閉まるまでの2時間しかなかったので、ざっと一回りする程度ではあったのだが、あまり大手のブースには興味がないことと、慣れてきているせいもあってスタスタと回ることができた。

  1. 基板設計・製作会社はないか?
  2. 3Dプリンタ、簡易金型等のケーシング試作業者
  3. 外観検査の企業

いま対応している受注案件の関連として以上の3点を主に気にして回ることにした。

いくつかのブースで名刺交換をしてさあ帰ろうかとしたところ、見慣れた看板を目にしたので覗いてみたら、古くから付き合いのある営業さんに出会うことができ、挨拶を交わした。

同世代の方であるが、しばらく見ないうちに出世もされて取締役の肩書を持たれているようであったが、思っている以上にスムーズにコミュニケーションがスムーズにでき、「何か一緒にまた仕事をしよう」と素直に思うことができた。

恐らく半年前の状況なら、このような思いには至らずに、単なる挨拶で終わってしまっていたであろう。

やはり案件を獲得して具体的な動きが増えてくると、付き合い方も変わるものだと実感でっきる出来事であった。

明日は、元同僚と出会って、お互いの近況を話して、この2年間の答え合わせをしてみたいと思う。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立