法人化に向けて定款書類の作成
今月10月のうちに法人登録を済ませておきたいという思惑があるのは、10月始まりの9月締めという通期の設定をしたいからであるが、全てマネーフォワードに任せきりで進めている。
次に実施しなければならないのは、公証人役場へ行って、何やら手続きをしなければならないようであるのだが、「定款や登録しようとしいている法人がちゃんとしたものですよという承認をしてもらうところ」程度の認識しかない状態である。
そこについては、人生そう何度も公証人役場に行くことはないだろうし、きっちり覚えたところですぐに忘れるだろうし、突っ込んだ仕組みは覚えないようにしている。
必要な書類を印刷して、必要な箇所に印鑑を押印して冊子としてとじ込み作業をしておく、というのが前日にやっておくことだ。
- 行政書士から受け取った定款
- 印鑑証明と実印
- CD-R
を用意して持っていくだけと言うことなので、書類をプリントアウトをして、とじ込み部分に全て割り印をして準備万端で明日を迎える。
初歩的なところから一歩ずつ
画像認識のシステムは、何となくできそうなことは分かっているが、全てを自分で用意して組み上げるという経験がないため、一つ一つ階段を上っていかなければならない。
今日は、ひとまず納品されている部品の中から、使ってパトライトを使って動作確認をしておこうと思い、安定化電源にパトライトを接続して点灯状況を見てみることにした。
取説通りに、黄色い線に電圧のプラスに繋げて、点灯させたい色の配線をマイナスに接続すれば、それは当然、ライトが点灯するわけであり、こんな当たり前のことを確認することから始めているのに、本当に2週間後に納品できるのかと、少々焦りも感じるのであった。
基本的にはOK判断をし続けている間は何も信号を出さずに、NGを検出したら、赤色のランプを点灯させてコンベヤを停止させる、そして解除すればまた動き出すようにする、という単純な仕様であるが、何一つ確証をとれていない状況である。
モノさえそろえば何とかできる、という鉄則を信じて、今はできることを一歩ずつ確認検証をしていくしかないのだけれど、温調デバイスで試作機を仕上げたことが少なからずとも自信となって後押ししてくれていることは間違いない。。
こうやって、一歩一歩前に進んで実績を作っていければ、いずれ大きな受注を獲得できるようになることを信じて進むしかない。
画像認識で売り上げを立てる策
この画像認識システムは、簡単にパッケージされているモノを購入するだけで導入できるような便利な装置はなく、ある程度はカスタマイズやサービス対応が必要なシステムとなるため、どのメーカーも選定したとしても、概ね導入金額が1000万円になるような代物だ。
これをものにできれば、数百万円で導入できるというアピールにもなるし、小規模な事業者でニーズは少なくともこちらがさばけるキャパ分は余裕であると思われる。
どうにか引き合いを獲得できないかを考察してみると
- 既存の名刺交換リストから回遊先ピックアップして紹介してもらうう
- メーカーが販売する際に装置業者として紹介していただく
- HPやSNSで発信をする
というような作戦がすぐに思いつく。
手っ取り早くなおかつ信頼性も得られやすいのが②のメーカーからの紹介ではないだろうか。
メーカーの営業とは仲良くして、顧客からの信頼の前にメーカーからの信頼を得なければいけないし、そういう意味では、カメラも一台、補助金を活用して購入しておいて、まずはこちらが恩を売る方向で動く方がいいような気がしている。
「そうだ、早く購入してしまおう」そう思い立ったら、明日以降でまずはメーカー営業に電話で相談をして、先に進めることに決めた。
まずはモノを購入する、こちらがお金を払って関係を築く、というシンプルな鉄則にのっとって動いてみることにしよう。