試作機2号も仕上がってひと段落したところで、次の案件や保留にしていたタスクを進めなければならない。
補助金を絡めたセンサー貸し出しに感謝
一ヵ月以上前の展示会で、センサー類を展示していた企業の営業の方にアポイントをとっていたので、面会したのだが、失礼なことにそこまで企業についての情報の下調べをせずに臨んでしまった。
その失礼さは、別段悪い方向にはいかずに済んだのでOKとして、この企業は組み込み系のソフトウエア会社で、主な財源を顧客常駐による準委任派遣での収入としているようであった。
聞けば、ほとんどのエンジニアが50歳オーバーであり、その中で組み込みの技術を応用して、あらゆるセンサーの情報を後付けで取得するデバイスを開発されて展示会でアピールされていたという流れのようだ。
メールでも提案いただいていたのが、こちらの事情を鑑みて、センサー類を貸し出ししてくださるという話なのだ。
これは願ってもいないチャンスだ。
センサーを取り付けて、何かしらの基板やソフトを設計しなければならないと考えていたのに、願ってもいない提案を逆に受けることとなり、感謝してもしつくせない状況となった。
- 距離センサー
- 温度センサー
- 角度センサー
この辺りのセンサーを4種類ほど、制御のドライバーユニットとセットでお借りできるのが大きな特典である。
実際の貸し出しは、10月末からとなるので、借りられたらすぐさまデータ取りができるように段取りを考えなければならない。
これを皮切りに、超音波センサーやニオイセンサーなどの入手検討を進めていきたい。
Ai画像システムの構想設計
画像システムについては、手配の残っていたフレーム関係の発注を進め、残すところはケーブル類のみとなった。
ケーブルについては、端子は購入をしているし、線の太さもある程度は目星をつけたので、明日、ホームセンターに買いに行くか、ネットで適度な長さのセットが販売されているようなら、それを手配することにする。
動作としては、リレーの制御の部分とモーターの動きをどのように検知するのか、という点がクリアになっていないのだが、とりあえず組立上げて、動かしながら検討をしても何とかなりそうなところまで持ってくることができたと感じている。
作業道具や材料も少しずつそろってきており、できることが増えていく感触を感じているとともに、このAi画像認識をマスターすれば、もっといろいろなお客様に提案できる幅が広がる気がしてならない。
その点については、自信を持って対応できるようにするため、24日の納品に向けて、この案件をしっかりと着地させることに集中していこうと思う。
ITコーディネーター協会歓迎会
夜はオンラインとなるが、ITC協会の歓迎会を開催していただいた。
既に何回か会合には出席しているので、オンラインで参加いただいた3名については、名刺交換を済ませた会員であるので、ざっくばらんにお話ができたと思っている。
会員は100名程度でそのうち50名くらいがコアメンバーとして、色々な活動に参加されているとのことで、その属性は、4割程度が独立ないしは事業経営者、6割くらいが企業に勤めている方、という構成のようだ。
協会自体はNPOとなっているので、専門家派遣という形で利益が生じる活動も行っているが、基本的には非営利団体であり、協会を通じた出会いを強引に自社のお客様として迎え入れることだけは注意しなければならない。
とにかく、こちらとしては研修やテストで25万円は費やしているので、その部分については何かしらの仕事を得る形で費用の元を取らないといけないと考えている。
とは言え、会としての活動や、そこから広がる人脈を考慮すると、何かしらの案件は生まれてくる予感はしている。
そのくらい、協会の方々の属性がバラエティーに富んでいるし、人柄も良いと感じているので、直感を信じて飛び込んでいこうと思う。
直近の活動の日程も聞くことができたので、できる限り参加していこうと考えている。