日曜日でもいつも通りの朝を迎えてやることをやるだけなのだけれど、心ここにあらずの状況のタスクがあって落ち着かない一日であった。
資金ショートの恐れでもやることやるだけ
27日が日曜日ということもあって、毎月の諸所の支払いが明日28日に集中する状況であって、朝から支払いの段取りをすることにした。
支払の段取りと言っても、いくつかの口座から毎月引き落とされる予定額にプールしている預金残高から割り振るだけなのだが、この作業もかれこれ9回目を迎えることとなる。
毎月、残高が減っていく恐怖を味わいながら、「次の月までには何とか受注を」と思いながら過ごしていた時期が懐かしいくらい、現状は超厳しい状況である。
厳し状況の中でも一つ開業当初と比べると「何とかできる」と思える要素があるとしたら、人との出会いが増えてきているということだろう。
紹介でもよいし、何でも良いから声をかけてもらえそうな人が圧倒的に増えてきているのは実感している。
また、いくつか実績も出てきているし、試作案件と設備案件でそれぞれ1件ずつ実績を作れたことも、心の余裕としてはギリギリ助かっている部分である。
あとは、見込み客への回遊を小まめにすることと、新たな出会いを求めることを並行して実行していくだけなのであるが、これがどうしてこの2ヵ月はほとんどできていない状況である。
特に、回遊に関しては、一つのメールに時間をかけるスタイルであるのに対して、案件の作業を優先するあまり、全くできていなかったのが反省である。
認知してもらって、声をかけてもらわなければ、次に繋がらないのであるから、その部分は淡々とこなさなければならなかったのだ。
資金ショートにビビっている暇があったらメール一つ送信する方がよほどましである。
自分への戒めとして、言い続けていこうと思う。
グラフェンの効果を見るためのデバイス試作
明日、医療用温調デバイスを依頼いただいているお客様と、大学の先生の所へ訪問して、試作機を試していただく段取りをしている。
試作機はとっくに出来上がっているが、接触部分の金属をグラフェンに変更した場合の試作が全く手つかずとなってしまっている。
色々と試行錯誤しようかと考えていたが、今日の明日では時間も限られているので、手作り感満載の評価機を作って持っていくことに決めた。
一通り接続して、動くことだけは確認ができたので、あとは上手く対応をして、良い結果を得られるように、シミュレーションをしながら荷造りを進めた。
仕様の面で決まっていないことを決めるという大きな目的もあるのだけれど、これはどちらかと言えば、お客様がメインで決める必要があるので、聞かれたら答える程度として、あまり口を出さないようにしようと思っている。
約2ヵ月ぶりの大学訪問となるので、しっかりと対応をしたいと思う。
明日の準備を限られた時間で
大学への訪問の前後では、食品加工業者に納入している画像認識システムの再設定をするために訪問させていただくことになっている。
その、再設定に際して、分からない部分は事前に調べておく必要があるのだけれど、取説を眺めていてもらちが開かないので、発注していた電源やケーブルを使って、接続をすることにした。
電源コンセント部分を発注していたAmazonから部品が届いたのが20時頃であったが、そこから組み上げて、一通りの設定作業をやってみることにした。
落ち着いて設定をすることで、現場にて闇雲に設定をしていた時と比べると、はるかにセンサーについての操作方法が身に着いたと感じている。
OK品をNGとしてしまう要因としては、トリガー設定か学習ツールの選択ミスかどちらかか、または両方が作用しているのか、この部分だけが不明で不安なところである。
とは言え、限られた時間の中で、できることは全てやって明日を待つところまでは持ってくることができたので、この件に関しても、明日の立ち振る舞い次第ということになる。