毎日更新 限定  起業日誌

278日目 9ヵ月の振り返り

活動の振り返り

信用金庫に提出すると約束した売り上げ根拠となる具体的な案件をまとめた資料を作るために、この3連休は振り返りをみっちりやることに決めていた。

そもそも資料提出を要求されてもいないのに、自ら提出しますと言い切ったのには、そうすれば三連休を使って振り返りができるし、案件の掘り起こしもできるのではないかと直感的に思ったからだ。

やることとしては、主にはこのブログの読み返しをしながら、一日一日を振り返って、出会った人を思い出すこと、そして週明けに1人1人にメールをするために近況報告をするべき人をピックアップすることである。

思いの他時間が取れらてしまって、丸々3日間を使ってしまいそうな雰囲気であるが、やると決めたのだから、コツコツとやることにする。

デザインの打ち合わせにて

午後からは、一件、デザインをお願いしている前職のデザイナーと打ち合わせをすることになっていたので、大雨の中、待ち合わせのガストまで車を走らせた。

温調のデバイスを使って肌感覚でどのような使われ方をするのかを実感してもらいたかったので、無理を言ってお願いをしていたことである。

錯覚が起こりにくいということもあって、「もしかすると形がガラッと変わってしまう可能性があるかも」ということを伝えつつ、最終的には7日の先生との面談である程度の方向性は決着がつくから、その後にデザインを決定していこう、ということになった。

初めての試みであるし、お互いに気を使ってしまっているので、うまく進められるか不安な部分もあるけれど、何とかしてものにできればと思う。

また、彼も将来的には独立も視野に入れながらサラリーマンを続けているということもあって、あまり苦労している部分は見せないように、フリーで活動する喜びや楽しさを出して話をするように心がけた。

人の背中を押している場合ではないくらいに、現状はキャッシュ的にもやばい状況であるのに、何を言っているのか、と我ながら情けない部分もあるのだけれど、自分で自分の背中を押すイメージで、気持ちを持ち直して進めるようにしたいと思った。

ゼロイチできたものはあるのか?

活動初期のころは、何となく配膳ロボットが売れるようになれば何とかなる、というような甘い考えがあったことがよくわかった。

一方で、原価が発生するものづくりは割に合わないし、自ら製作に携わってしまうと時間も取られるから、図面作成も含めてなるべく関わらないようにしている節もあったように感じる。

何か新規性を持った事業を生み出すわけでもなく、かと言って他の事業者とは異なる何かを構築するということを、ぼんやりと思いながら、何も描けずにただ人とお会いしていた、という感じだろうか。

また、色々な方とお会いしてみて改めて感じるのは、ゼロイチで何かを成し遂げた人なんて、そうそういなくて、どんな事業をやられている方であっても、既存の事業に似た事業を展開しているケースがほとんどであるということだ。

こうやって振り返ってみると分かることとして、ゼロイチを作り上げるなんて大それたことではなく、人と人のつながりを大切にして、できることをやらせていただく、それを積み重ねてマネタイズをしていく、ということが重要であることに改めて気が付くことができた。

振り返っていると事業計画に不安がよぎる瞬間もあるが、明日もしっかりと時間と作って案件の取りこぼしがないようにピックアップを進める。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立