今日もどっぷり振り返り
今日は午後から夜にかけては子供の友達家族と恒例のバーベキューとなっているので、それまでの時間はギリギリまで振り返りに使うことにした。
昨日から思うことは、「意外と一日一日の出来事を覚えている」ということである。
残念ながら事務作業をしている日は、作業内容は覚えていても、作業中のイメージまでは記憶に残っていることはないのだけれど、外出して誰かにお会いしている場合には100%覚えているもので、人の記憶ってすごいなと改めて感じるところである。
活動初期の頃の方でも、今の現状をお知らせすることで新たな案件が生まれそうなものもあるし、出会った方々一人一人に近況報告をしたくなる気持ちが高まってくるのだけれど、ビックマネーが動くようなビックチャンスとなりそうな出会いというのは、まだまだない。
現在、大きな受注となっている2件についても、「あの日あの時、声をかけていなければ」と思うとゾッとするし、薄氷を踏む感じで何とか出会いからの親交を深めてここまで来たと言っても過言ではないなと改めて感じるところである。
逆に言えば、これまで出会った人の中から新たな案件が生まれる可能性は十分にあるし、これから出会う方とも何が起こるか分からないと言い切れるだろう。
なので、やはり大切なのは、絶対的な母数をもっと増やすこと、確率が上がるようにコミュニケーションをとること、これに尽きる。
少しは自信を持って事業の紹介を
午後からのバーベキューでは、久しぶりに父親同士の交流となるのだけれどお、こちらが独立して事業を立てているところと知ってくださっている方からは、興味津々に質問をいただくのだった。
半年前のバーベキューでは、開業間もないためはぐらかした回答しかできなかったのに対して、今では具体的な案件もあるので、それを交えて、こんなことをしている、ということを自信を持って伝えることができた。
相手の職業や状況を察知して、相手に合わせて事業の紹介ができるようにならないといけないし、かと言ってカメレオン的な事業の紹介であると一本筋が通らなくて相手に良い印象を与えることができないものだ。
経験を積んで、しっかりと事業を伝えらえるようにしていきたいと思う。
噂は本当だったトヨタの営業
その交流の中に、トヨタのディーラで働いている方とお話をすることができた。
トヨタの営業と言えば、前職で営業本部長をしていた方から言われていた言葉が頭に残っていて、その質問をしない訳にはいかなかった。
当時営業本部長だったその方は、トヨタを早期退職されて転職してきた方なのだが、「トヨタでは、新規顧客獲得数よりも既存顧客の訪問件数の方が評価される」という金言を提示してくださったことは今の活動方針に大きく影響をしている。
その真意としては、「お客様の家族構成や収入などから将来の買い替え予測ができているため、トヨタでは向こう20年の営業さんが立っている状態である」というのだった。
新規顧客より既存顧客、イチゴの法則ではないが、日本で唯一世界で通用しているトヨタがそのような営業スタイルであることは、事業を展開するペーペーの者であっても大いに参考にしたいところである。
このエピソードをトヨタのディーラーに伝えると、「その通りです」という回答が返ってきたのだから、驚いたとともに、さすがトヨタと感心した次第だ。
既存顧客が少ない現状、見込み顧客、いやであった人すべてに対して、丁寧な対応をすること、これが唯一無二の営業スタイルであると心に刻んで、これからも活動をしていくと再認識することができた。