手作りの名刺とチラシ増刷
気が付けば、名刺もチラシもあと残り数枚となっていた。
名刺はキンコーズでコピーで作ってもらっているが、そろそろデータ化して郵送してもらえるように登録していかなくてはいけない。
チラシについては、インクジェットプリンターよりもレーザープリンターの方が手作り感がなくなるので、レンタルオフィスに行って印刷するようにしている。
チラシの文言は、昨日の交流会の自己紹介文に差し替えることにした。
何が刺さるのか分からないが、少なくとも昨日の交流会では、自己紹介文を読んで声をかけてくださった方がいたので、実績を優先して差し替えることにした。
友人の経営者に聞いたところ、
・興味あるけど詳しくないから良くわからない
・お金いくらかかるのかわからない
・相談したらめんどくさそう
・またの機会でいいか
という思考パターンになるのを上手く回避している文章になっているのではないか、ということであった。
そんなつもりは全くないのだが、丁寧に相手に伝わるように気を付けて文章を作った記憶だけはあるので、それが功を奏したのかも知れない。
このチラシで新たな出会いが生まれればと願って、40部増刷することにした。
A4のチラシに、ワンポイントで補助金についてのコメントいれた折込シートを追加して、クリアファイルに入れるのだが、折込シートはA4一枚にたいして7連で印刷しているので、カッターで細く切ってからクリアシートに挟む必要がある。
カッターと定規で40枚分を切り離す作業をしながら、「自動化と言っているのに、手作業でチラシを作るなんて、、、」と悲しい気持ちにもなるが、それも開業の良い思い出となればと前向きにとらえることにした。
いい交流会といまいちな交流会
200名近く参加した交流会の第一部は、機械加工に早くからDXを取り入れていた企業の元副社長の方の講演であった。
私も若い頃に図面を発注していたことがあるので、よく知っている企業であったのだが、改めて、信念と思いがあって経営されていることが感じ取れた。
「油まみれになりながら、一日中同じ作業を繰り返すのは人間のやることではない」と強く感じて、その思いだけで100名以上の優良企業に成長させた話はとても参考になった。
ただ、講師の方は既に70歳近い高齢の方で、黎明期となれば40年以上前の時代の話であったので、少し今の時代とは違うかなという思いはあった。
やはり、起業したての人間にとっては、10年以内で事業を立ち上げた方の話を聞くのがちょうど良い気がする。
長くても20年前といったところだろう。
そして、ゼロから一歩一歩階段を上るように成長させていっている経営者の話を聞いて、真似していく方が際限もよいはずだ。
第二部は、展示ブースを開放しての交流会であるが、自由に挨拶して回る感じであったので、あまり良いコミュニケーションが取れなかった。
特に、参加者同士で挨拶を交わすことは全くできない状態なので、交流会としては不発に終わった感じのものであった。
その中でも、北部地域の鉄工業界の方に挨拶できたことと、電子タグの業者の方と挨拶できたことは、もしかしたら次につながる可能性があるかもしれない。
また、そこそこ人が多い中で、声をかけていただいた方も2名いた。
1人は、昨日の交流会で挨拶をさせていただいた文房具店の社長、もう一人が、2週間前に挨拶させていただいた、社団法人の代表の方であった。
その場では、顔を覚えていただいたという嬉しさしかなかったのだが、よくよく考えれば、二名とも長年経営されてきている方だ。
顔と名前を憶えていることがビジネスにつながることなど体に染みついているということを忘れてはならないし、自分もそうならなくてはいけない。喜んでいる場合ではなかった。
引合いになりそうな案件リストアップ
開業して30日が過ぎたが、これまでの交流会などで、今期の売り上げに寄与できる可能性のある出会い、案件に成長しそうなものをリストにしてフォローしていこうと思う。
・スマート農業の社長
・焼肉チェーン店の人事部長
・画像検査装置のメーカーの若手女性セールスエンジニア(社長を紹介してもらう作戦)
・大手企業を退職されてDXサービス事業を立ち上げた方
・インテリア店の社長
・発酵食品、加工食品の社長
・特殊金属加工のマーケット担当女性(社長を紹介してもらう作戦)
こう見ると、少しは案件が出てきているなと感じる。
その他にも、コーディネーターとして末永く付き合いを深めていかなくてはいけない方々とも出会えた。
・ITコーディネーターの方々
・駅ビル社長
・信長塾塾長
・アカデミックギャングスター代表
・試作ネット理事長
1年間でどれだけの人と出会えるのか、本当に楽しみだ。
疎遠にならないように、繰り返しリストを見直して、定期的にコンタクトを取るようにしなくてはいけない。