毎日更新 限定  起業日誌

336日目 師走と言ってもいつも通り

友人の紹介を活かすも殺すも

深夜に移動して明け方に実家に到着し、午前中はほとんど寝ていたので、約束通りの待ち合わせ時間である16時には、すっきりとした形で面談をすることができた。

事前の情報として、廃材を利用したビジネスを行っているということとラガーマンであったということだけであったのだが、名刺交換をするやいなやラグビーの話となって盛り上がることができた。

ビジネスの展開としては、有機系の廃材を発酵させた後の材料で何かできないか、という提案と設備導入をサポートしている事業を行っているようであった。

機械は中国生産でどこか取引先から調達し、アウトプットの材料は燃料や肥料で利益を出せないか、といういわゆるバイオビジネスであるのだけれど、まだまだ浸透していない領域であったり、そもそもがそこまで利益が出せる事業でないから普及も進んでいないという両面がありそうだ。

折角の紹介であるからという訳ではないが、色々な方面で顔の広い方のようであるので、何かきっかけがあればコラボレーションや上手くビジネス展開ができる可能性があるかもしれないので、関係を深めていければと思うところだ。

さしあたり、匂いと段ボールをマッチさせたビジネス展開をしているとのことであったので、補助金を絡めた匂いセンサのデータ取りに協力いただければと思ったところだ。

年明け早々にサンプルをもらえるように動きたいと思う。

旧友から学ぶこと

毎年12月30日の恒例となっている高校野球部の忘年会にそのままの流れで参加してきた。

9名中3名が独立して6名がサラリーマンをしている普通の進学校の集まりなのかも知れないが、それぞれ自分の人生を見つめてそれなりに安定した形で生活を送っている様子であった。

皆、同じように年を取って、同じように家族や仕事に対しての悩みを抱えながら、高校を卒業してから約30年を過ごしてきた。

地に足を付けて、できることを全うしてやり続ける、友人から学ぶことはそういうところだろうか。

AiやIOTなどの先端の技術に対して敏感な世代では無くなってきてしまっているのは残念な限りであり、その点については学ぶ点は少なくなってしまうが、あえてそこは厳しく、この世代ではイノベーションは起きにくいと学ばせてもらっている。

世代というか、もはや日本のテクノロジーは新しいものが出にくいと言われているがその通りで、やはり海外の動きに敏感に対応をしていくことが有意義なことだと本当に感じるところである。

Aiのスピードは予想以上と思って

そのAiであるが、大手企業なども取り入れている様子は同級生の話からも聞いてうかがえるのだけれど、やはり日進月歩で着いていけていないと思われる。

コンプライアンスなどを言っているうちは、先端に後れを取ることは目に見えているのだから、フリーで活動しているこちらにしてみては、チャンスがそこにあるのだ。

かと言って、物量が必要な部分についてはスタートアップとして対応していては太刀打ちできないのも理解している。

そこを分かった上で、うまく隙をついてスタートアップでも「なるほど」と思われるような事業をアイデアで展開していくようにすることが大切だ。

目先の受注を追いかけつつ、その時期が来たときに動けるように、心と体とお金と準備を虎視眈々としていくようにしよう。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立