親父から読み取る36年後の姿
年末から年越しと、毎年のように実家に帰省をしているが、数年前からは闘病をしている親父の顔見に来る、孫の顔見せる、という使命感に駆られているのであるが、さすがに今回の帰省については、「来年の年越しまで生きられるのかな」と正直思ってしまうほど弱っている。
2021年に大腸がんが発覚して、同時に緑内障やら白内障も患い、あっという間に老け込んだ親父の姿を見ると、36年後の自分の姿を想像しない訳にはいかない。
誰もが平等に時間が流れている、なんて言われて来たが、若い頃にはピンとこなかったことが、今になって身に染みて感じるのである。
とは言え、焦りも感じなければ、憤りも感じず、淡々と日々を過ごすことを心がけようというマインドに落ち着くのだが、健康管理、体調管理は後悔しない程度にケアしていこうと、年始早々からそう思うのだ。
逆算して10年後の姿
大きな焦りはなくとも、のんびりもしていられないのが、事業展開についてだ。
10年後の姿をイメージして逆算して今、ということを良く言われるが、正直、この一年間の事業活動から、次の一年すら計算が立つほど多くの受注をもらっている訳ではない。
初年度400万円、2年目に1000万~2000万円、という粗い目標はあるものの、それに向けて具体的にどう動くのかすらメドが立っていないし、動いている案件すらない状況だ。
にも関わらず、10年後の自分や家族の姿は、びっくりするほど明確に、そして贅沢に想像をしているのだから、何だか不思議な気分であるが、少なくとも1年後の年明けに、今と同じような状況であったらまずい、ということだけは何となく分かる。
事務所を持とう、従業員を雇い入れよう、という会社としての次のステップにいつ到達すればよいのか、すら今は考えることができない状況だ。
売上が立たない以上は、考えても無駄であって、あれこれ考える前に安定した売り上げが予算化できるようにするには、何をすべきなのか、ということだけを考えるべきなのだ。
何ともぼんやりと、のんびりとした考察であるが、もうすぐ独立してから1年が経過し、確定申告なども経験すれば、次の1年をどう過ごせばよいのか、サイクルが見えてくる、その時まで、やるべき事とできることに集中するようにしよう。
最短で売り上げ1億を達成させよ
2000万円の達成の次には1億という数字を目標にしていきたいと考えている。
回りの経営者の友人の話を聞く限り、従業員を2~3名程雇入れた状態で1億の売り上げというのが一つの目安となるだろう。
コンサルタント、ものづくり、教育、この三本柱、ぷらす物販という、機能的な事業の立て付けは、これで行こうと考えている。
市場というか分野的には、やはりものづくりが一番知識も認知度も明るいので、それでよいと思うが、物販などインバウンドを狙った動きも考えているし、10年というスパンで1億を考えたときには、フレキシブルにその時流に乗ったビジネス展開を小回り利かせて動いた方が、早く到達しそうな気もしている。
安定収入を得る事業とワンチャン狙った商売をする事業とすみ分けをしながら、やれることは素早くやってしまう、そのマインドで進めていこうと思う。
配分としては、安定収入を得るためのコンサルで2000万円、1件当たりのボリュームが大きいものづくりで5000万円、教育で1000万円、物販で500万円、その他で1500万円、という感じだろうか。
フワッとした構想であるが、三が日ということで、大きな夢を見つつ、また明日からの日々でコツコツと将来のイメージも構想していきたい。