毎日更新 限定  起業日誌

342日目 心穏やかに仕事始めを

ずる賢く稼げ

年も越して、あと一ヵ月で独立してから事業活動を開始して一年が経つことになる。

ゼロからのスタートというところで、この一年は売り上げについては意識せずに、とにかく出会いを大切に、関係性の構築に注力して活動をしてきた。

それでも数百万円の売り上げをあげることができたのだから、次の一年ではそれを大幅に上回ることを期待してしまうし、そうなるように行動を変えていかなければならない。

世の中の社長を見ていると、もっとずる賢く生きているように感じるわけで、少なくともこれまでの経験上、そのような社長には沢山お会いしてきているはずだ。

そのやり方を真似して実践をしてみるように意識して行動パターンを変えていかないと、大幅な売り上げ向上にはつながらないだろう。

  1. 「それ、うちにやらせてください」と口癖にする
  2. 見積もりは速やかに、注文書を確実に受け取る
  3. できる、やれる、と言い続け、実績をアピールする
  4. ブランドイメージとストーリーを大切にする
  5. 中抜き、横取り、紹介、ギリギリラインを攻めてみる

しかし、真似のできそうな経営者の行動パターンで思いつくものは意外と少なく、基本的には誠意を持ってお客様に対峙する方法が近道なのかもしれない。

設計に拘ってやってみる

年末に設計サポートの話が浮上してきており、その仕事のボリュームが分からない不安はあるものの、ある一定のベース収入は賄えそうなタスクは与えてもらえそうな雰囲気である。

なぜならば、その企業は数十人の従業員がおられて、その従業員に仕事を与えるために、新規設計案件を取り続けなければならない状況であることは推測できるわけで、その新規案件は必ずこちらに回ってくるように、前任者からの引継ぎが進めば、そこまで途切れることはないと推測できるからだ。

「だいたい三ヶ月先の案件を追って動いている状況」というようなフレーズも耳に残っているので、その点、こちらとしても分かりやすい仕事の引き受け方になるのではないか、とも思っている。

懸念されるのは、設計に追われて他の活動がおろそかになってしまわないか、ということである。

年間の活動をざっくり3000時間として見てみると、そのうち1000時間を設計に費やしたとして時給3500円で換算して350万円の利益となるわけだが、売り上げを上げるためには、単価を上げることは皆無である以上は、ボリュームを増やすか効率を上げるか、しかない訳で、そういう視点でいくと効率を上げる、つまり設計スキルを上げるしか方法はない。

最初のうちは、ヒーヒー言うだろうけれども、できる限り1/3を超えないようなボリューム感で一年を過ごせるようにコントロールしていきたい。

まずは、お客様と良い関係性の構築をすることが大切である。

明日の準備で思うこと

何やかんやで、緩い生活リズムで年末年始を過ごしてしまったが、去年までの雇われの身と違って、ずっとアイドリング状態で構えていたようにも感じる。

この感覚は、一生続くものなのかも知れないし、慣れてしまえば空気のように、生活と事業活動が混同してくるものだと、そうイメージして今後も休暇を過ごすようにしていきたい。

明日の準備としても、別段、何か注意することもなく、淡々といつも通りの平日を迎えればよいわけで、心身にストレスも全く感じない状態で仕事始めを迎えることができるのも、独立してよかったと思える点である。

唯一の心配事は、売上が目標の1500万円に達するか、そして生活に困窮することなく来年を迎えることができるのか、という丘にに関することだけである。

その点については、悩んでも何も生まれない、行動あるのみということで、前向きに活動を推し進めるようにしていきたい。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立