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345日目 貧乏生活を早く抜け出せ!

無事に納品と支払期限の交渉成功

20式の製作依頼をいただいている温調デバイスについては、年末に1式を納品していて、次の9式分は製作が完了しているのだが、1式分は手元に置いておきたいので8式を納品することにしている。

お客様にもその旨を伝えると快諾いただけたので、数量についてはOKといったところだ。

注文をいただいている伝票については、着手金を8月にいただいて残金については納品後翌月末という支払い条件となっているのだが、先方も補助金を活用しての費用ということで、今月末に振込を完了させたいということは知っている。

それに対して、1月30日までに振り込んでもらえると、こちらも31日の材料費の支払いに間に合うので助かる、という旨をお伝えすると、それについても快諾をいただけたので、ひとまずは今日の交渉事としては全てクリアとなった。

残り10式を今月中に仕上げて納品する必要もあるし、こちらも補助金のデータ取り作業や飛び込んできた設計案件があるので、気が抜けない状況ではあるのだけれど、なんだか気分としては高揚した感じで退席することができた。

というのも、色々と今後のことなどの話をするなかで、CEマーク取得の話や、次の製作の話、市場での評判、色々と前向きなコメントをいただけたことに加えて、補助金を受けている自治体の担当者から「この期間とコストで20式を製作できたことはスゴいことだ」というコメントをいただいたと言ってもらえたのが心に響いたからだ。

お客様からの直接のお気持ちも嬉しいが、他社ではできない予算で目標達成ができたということを認識してくださる方が一人でもいらっしゃるというのは、心強いし、強みとして再認識していける大きな実績と言えるのは大きなことだ。

組み立てと必要部品の整理

納品を済ませたあとには、補助金のデータ取り作業の一環とて画像認識システムでの画像判別データ取得もあり、そのシステムを組み立てることにした。

実際に食品加工業者へ2式納めさせていただいているので、セットアップや使い方は問題ないが、しばらく放置していたこともあって、実際に組み立ててみると足りない部品がいくつかあることに気が付いた。

さっそく、モノタロウで不足部品は手配をすることにして、作業としては一端終了させ、部品が届き次第、次の作業とデータ取りの段取りをしていくことにする。

残予算の確認と発注と

補助金については、12月の報告がまだ完了できていなかったので、資料と経費管理表を作成して事務局へメール送信をした。

残り3週間しかない中で、どれだけできるか分からないんが、やれることを最後まで諦めずに実行していくだけだ。

そして予算についても、残り30万円強というところで、協働ロボットのハンドオプションをいくつか購入することに決めた。

代理店に連絡をすると、パーツリストをいただけたので、5種類あるオプションの中から残予算を最大限に有効活用できる組み合わせを決めて発注をしたいと思う。

ある人が、「経営者の究極はお金のやりくりの判断をするだけだ」なんて言っているのを聞いたことがあるが、従業員がついたとして、売り上げ規模が大きくなったとして、今やっているような判断の金額の桁が変わるだけで大差がないのかもな、そんなことを考えたりしている。

資金も乏しい中でのやりくりを早く抜け出したい、鉛筆なめなめをするのは今だけだ、という強い気持ちを持っていきたい。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立