忙しくても要所を抑えて
午前中は一件、年末に紹介をいただいた早期退職系起業家の方と面会をさせていただいた。
単なる情報交換という形であったが、お互いの事業アイデアを交互に話をする形で、あっという間に1時間半が過ぎる心地よい時間を過ごすことができた。
生活には困らない収入源があるとのことで、色々と活発に行動されている活動のほとんどが収益を上げておられない様子であった。
その是非は置いておくとしても、将来像としてはある意味、このように各地に飛び回りながら啓蒙活動を実施し、その中で何かを一発あてる、というような活動家になりたい、そういうイメージを沸かせていただけるくらい、アグレッシブな方であることが分かった。
- イチゴの梱包箱について
- 牡蠣の貝殻粉砕における粒子設計について
- ニオイセンサーについてのあれこれ
具体的な話もいくつかあったが、できる範囲でご協力ができればと思うので、今後も細くゆるくお付き合いを深めて行ければと思う。
その一方で、設計案件や画像認識の案件など、いくつかの案件を動かしに行かなければいけないし、動きを見せなければいけないところなので、空き時間でメールや電話のやり取りは進めるようにした。
お客様の求めることを要所要所ついて、信頼関係を維持できるようなコミュニケーションを小まめにやっていかなければならない。
同じ展示会でも見る目が変わる
3年連続で参加しているお土産品の展示会に今年も行ってみようと思い、短い時間であったが会場を一周することにした。
というのも、次週にゴルフコンペで一緒に回る社長が出展をされているとのことであったので、そのご挨拶というのが主たる目的で、それが達成できれば今回は良しと思っていたからだ。
しっかりと社長にもご挨拶ができたところで、展示品を見て回ることしにした。
この展示会はお土産品の展示ということで、現在構想中の竹細工へのレーザー加工という断面で色々と品物を見て回るようにした。
目当てとなる竹のみの扇子は残念ながらなかったが、いくつか目ぼしいアイテム候補を見つけることができた。
- 小物用の木の受け皿
- 木製のコースター
- 畳で作った草履
高級品でなくてもよいので、仕入れ先を確保できれば何とかなりそうなイメージが具体的に湧いてきた。
これも一つ、一年前にはイメージすらできなかった物販事業の活動であって、何か相乗効果が生まれるようコツコツと取り組んでいきたい。
先輩起業家との答え合わせ
夜は、友人の先輩経営者に近況報告を兼ねて電話で一時間ほど話をしてみた。
一ヵ月ぶりくらいの会話なので、別段新しい情報はないのだが、こちらがあれやこれやと話をすることに対して、黙って聞いてくれているような気がしたのは、今回が初めてだ。
恐らく、経験者として、色々と言いたいこともあるのだろうと思いつつ、失敗も含めて経験をした方がいい部分もあるから、あえて黙って聞いてくれているのではないだろうか?そんな風に思う1時間であった。
特にインバウンドのお土産事業を展開しようとしている話の時には、いまいちな反応であったので、「それを今やったらコケルよ」そんな言葉をかけてくれているようにすら思うのだった。
何となく現段階でのアドバイスとして感じ取った内容としては、
- 分かりやすい事業紹介ができているか
- その事業の延長に従業員に分けられる仕事はあるか
- ベースラインの収益は従業員で安定させる
- やりたいことや分かりにくい事業はその後がよい
- 低価格で対応している今のお客様は成長を応援してくれる人か
- 応援してくれないのならば成長過程で切るしかない
と言ったところだと思う。
ありがたいアドバイスであるし、どれも経験からくる腑に落ちる内容であるので、気を付けていこうと思う。