一つ交渉成立で猶予が生まれる
資金繰りについて、売掛金と支払期日が月末に重なった場合に、タイミングによっては未払いとなってしまう状況が発生してしまう。
余剰金が全くない状況で自社のことながらビックリするのだが、現実は相当厳しい状況なのだから仕方ない。
一つの案として、売掛金として残っている温調デバイスの製作について、1月末締めのところを少しでも早めて入金いただけないかという交渉をしようと思い、今日の面会時にタイミングを見計らっていた。
この交渉には勝算がないわけではなく、先方も補助金を活用した事業を行っていたことは知っているので、少なくとも今月末には支払を済ませたいという事情もあるし、何ならギリギリの支払よりも前もっての支払いの方が、補助金事務局にも好印象になるという心理作用が働いていることを知っているからだ。
案の定、前もっての入金についての話題を投げかけると、あっさりとオッケーをだしてもらえたので、一安心だ。
口約束の信用取引であはるが、前もって入金する旨を聞くことができて、こちらとしても資金繰りについてはホッと一安心というか、猶予が生まれたことは事実だ。
しかし、依然として底がスケスケに見えている状態には変わりないのだから、しばらくは経費を使わずに、支払いもできる限り先延ばしの対応を心がけなければいけない。
明日の報告と次の仕事の準備
明日は、設計案件についての報告の打ち合わせが入っている。
企業内で言えばデザインレビューに相当するものなのだろうから、できる準備はしていこうと思っている。
加えて、ドキュメントの作成など、いくつか次の案件の話もお客様からはポロポロと口頭で言われているので、まずはお客様が安心いただけるように、こちらとしてはどっしりと構えて、何でもできる雰囲気で依頼をいただかなければならない。
このお客様からは、ベースラインとして毎月30万円程度は確実に仕事をいただけるような関係性を築いていくことがお付き合いをする目的なのだから。
友人からの引合いになるか!?
高校の友人から、ロボットについての相談を受けることになったのは、年末の忘年会でポロっとそんな話を聞いていたからだ。
まずはオンラインにて色々と事情交換をしようということで、今日それを実現することになり、話を聞いてみた。
いわゆる社長からのトップの指令で、画像認識やAi解析を含めた形でカメラを搭載した介護向けコミュニケーションを取ってロボットを作ろうという話で、恐らくイメージしているのはとんでもない高機能な代物で、開発費を真面目に算出したら億を超えるような金額になるような企画のようであった。
やろうとしていることは理解できたが、正直、介護向けのコミュニケーションロボットは、色々な企業がチャレンジをしているものの、実用化は難しい領域で大変なのは分かっている。
その上で、何かコンサル的なかかわりになるのか、分からないがお手伝いできることがあれば何でもするつもりであるし、予算に合わせた製作依頼があるのならば、それも引き受けるつもりではいる。
友人ということもあって、お互いに気を使ってしまうという部分がデメリットでもあるし、プロジェクトが失敗したときに、関係性がぎくしゃくしないかという点も懸念点ではあるから、少しトーンを下げつつ、それでも一緒にやるなら、というフェーズになれば、引き受けられるかなと考えている。