展示会準備
午後から少しずつ搬入の準備をしていたが、やはり実際の車に積むのは日が落ちてからの作業となってしまった。
加えて雨も降り始めてコンディションとしては最悪となってしまったが、ここまでできることをやってきたので、後悔はなく、今できることに集中することにした。
買い出しの時間も夕方からで、ガムテープやメモ書き用の手板などをダイソーで買い揃えた。
搬入の一番の不安要素は配膳ロボットであるが、一年前の搬入時の反省を活かして、寝かせて運搬をするスタイルに切り替えた。
箱入れから、車までの移動、トランクへの乗せ込みまで一人で対応することができて、「もし売れてもこれならスムーズに納品ができそうだ」なんて思うこともできた。
立てて運搬するスタイルだと、どうしても運搬に2人以上が必要になってしまうが、梱包箱で運ぶのならばその必要がないということが分かっただけでも収穫と思うようにしよう。
何とか積み荷も完了すれば、あとは仮眠をして安全運転で東京へ向かうだけだ。
限られた時間で諦めずに対応
22時には家を出るのに対して、20時までには荷造りや搬入は済ませておきたい、となると昼を過ぎると作業は分刻みでカウントダウンが始まるものである。
その中で、どうしても今日中に作業を終えたいと思っていたのは、補助金の報告書のための機器類の写真撮影である。
写真撮影さえ済ませておけば、次週からの出張中でも、例えば展示会の休憩の合間や夜の隙間時間に報告書作成の作業を進められると考えているからだ。
慌てる気持ちを抑えながら、ギリギリの時間スケジュールの中で何とか写真撮影を実行することができた。
本当に最後まで諦めずに、何としてでもやるんだという気持ちを持てば、何とかなるものだと改めて感じることができた。
材料は揃ったので、あとは月曜日か火曜日の夜にでも報告書作成の時間を設けて作業をすることで、何とか期限ぎりぎりとはいかずに数日前に提出ができると思えてきた。
早めに提出することで、何かしらのフィードバックがあったとしても対応ができるというものだ。
手離れできない設計案件
設計案件は図面を提出していたものの、当然であるが加工業者からの問い合わせ対応などで手離れが悪い状況だ。
自分の図面作成の精度が悪いからだと言われればそれまでであって、今後は気を付けたいと思う一方で「今さら設計スキルや図面作成スキルを向上させて何になるのだ」という変な気分にもなる。
しかし、独立起業に近道やズルはなく、経営者自らが作業して納品するという経験を積んでいいくことは、将来の何かの足しになると言い聞かせて、手離れの悪い案件でも丁寧に対応を心がけるようにすることが大切だ。