少しずつ案件が生まれる
昨日参加した交流会で知り合ったソフトウエア会社の社長から電話があり、「シーケンサーの更新でお客様が困っている」という話をいただいた。
クライアントは鉄筋屋さんとのことで、加工機を制御しているシーケンサーが故障しているか何かで、おそらく、自社ソフトを売り込む際に、合わせてシーケンサーを直してほしい、と言われたのだろう。
こちらとしても、直接的には専門外であるが、対応できるかと言えば何とかできると思うので、連絡先を伝えてよいとお答えした。
今日は先方からは連絡が来なかったが、連絡先をメールでもらっているので、明日はどこかでこちらから連絡をしてみようかと思う。
シーケンサーが10万円、プログラム作成費として20万円で30万円程度で注文を取れれば初受注としては上出来だ。
一気にクロージングかけられるか、電話に出てもらえるのか、期待と不安が入り混じるが、精一杯の対応をしたいと思う。
VR関連の交流会
大阪万博に向けてのイベントという位置づけで、VR関連の交流会イベントが開催され参加してきた。
VRの活用としては、
・イベントや旅行などのエンタメとして活用
・メンテナンスや作業のマニュアルとして活用
・新築や新店舗などの空間のイメージ化に活用
というような方向性に分けられる。
体験すれば「すげーな」となるのだが、どれも実用にするとなると今一つ、これに大きなお金をかけないということになる。
おそらく、POCはやるものの実用化できずに困っている企業は多いのだと思う。
それに比べて、遠隔操作やバーチャル空間のみ、などVRにこだわらない取り組みをしている企業は少し実用化がすすめられそうな気配を感じているのではないだろうか。
・バーチャル空間で不登校の生徒が集まって話をする
・遠隔操作でロボットを動かしてコミュニケーションを図る
といった方面で行くと、不登校や障がい者雇用、職場復帰支援などの社会課題解決と相まって運用が普及していっているように感じる。
VRについては、引き続き情報を得ていって、あわよくば実用化のゴールを手掛けていこうかと思う。
大儀の部分で大きな出会いになるか
その交流会の中で、ある樹脂加工業の社長と出会った。
「あと5年もしたら日本のモノづくりはノウハウ継承をせずにつぶれてしまう」という危機感を持った社長の言葉が耳から離れない。
加工設備の機械のメンテナンスをビジュアルで分かるようなソフトウエアを開発したということなのだが、設備のメンテナンス一つとってもノウハウを継承できていない、ということで大学と共同開発したそうなのだ。
それだけではなく、やすりの削り方、匂いで品質をかぎ分けるやり方、音、熱、振動、など、五感を使ってものづくりをしなくてはいけないノウハウが空前の灯なのだと警鐘を鳴らしておられた。
事業の大儀としては、「ものづくりを次世代につなげる」というのが一つの大きなテーマとしている。
はやく事業を安定化させて、その壮大なテーマについて、自分のアイデアを思う存分発揮していきたいと強く感じた。