少しは集客があったがまだまだ・・・最終日に期待
昨日の反省を活かして、今日はチラシを手に持って集客をするようにしてみたりした効果か、昨日に比べたら少しはブースに来られた方も増えた感じだ。
しかし、依然として有効引合いがありそうな顧客はなく、ひたすらその場をこなすアテンドをしている二日間が終わってしまった。
そんな中、向かいのブースの経営者の方がこちらのブースに長いこと来られて、色々と熱い話をしてくださった。
聞くと年齢は75歳とのことで、てっきり60台前半、いや50代後半にも見えたその方は、背筋もピンとしていて、元気がよく、圧倒されてしまった。
60歳を過ぎてからスキーをされているとのことで、それが健康の秘訣の一つとおっしゃっていたが、何よりも表情がとにかくおおらかで、いかにも経営者という貫禄もありつつ、それでいて若者と同じ目線で、親身になって話をしてくださってくれたことが印象的だ。
ビジネスを展開するのに遅すぎることはない、中国人であっても人付き合いが大切だ、コミュニケーションを取って相手の懐に入れ、など経営者として当たり前のことを当たり前のようにアドバイスしてくださる姿勢に感謝するとともに、30年後の自分を重ね合わせたりもするのであった。
半ば、集客は諦めて、出展社同士の交流が一つでも生まれればよいか、そう思って二日目を終えた。
補助金の実績報告提出 完了
帰宅してからは、補助金の完了報告を提出するために、昨日途中まで仕上げた資料を完成させて、何とかメール送信するところまで進めることができた。
だいぶ初期の構想とはずれてしまったが、レベルを落としたとは言えやり切った部分に多少の満足感を得ている。
定型フォーマットに文章を記載し、補足資料として数ページの資料に写真を貼付するというシンプルな報告書としたが、締め切りより数日前に提出しているために、仮に指摘事項や修正要求があったとしても、十分に対応できるという心の余裕が生まれた。
これで、明日は最終日に集中できるはずだ。
設計修正は付きもの ここは乗り切れ
展示会の最中にも、設計案件をいただいている要元からの追加要求に続いて、加工業者からのDXFデータ変換の依頼があり緊急で対応を迫られている。
報告書が完了した後は、追加設計のためにCADを立ち上げて、作成した図面のDXFデータを全て抽出して変換し、送付する準備をすることにした。
こちらも何とか変換作業が完了し、明日会場入りしたところで各社へ送付する段取りまでを付けて、今日の作業は終了である。
修正設計や製造からのフィードバックなど、何かしらの対応は設計後に必要なことは十分に承知しているが、時給換算での取引をしていると、どうしても「底の部分は追加費用をもらいたい」というような気持ちが芽生えてくる。
しかし、それを言うと、逆にこちらに非があった場合には追加費用を取られる可能性もあるし、関係性がぎくしゃくしてしまうので、できる限り、お客様の方から「追加費用を請求してください」と言われるまでは、こちらから追加費用の請求はしないと決めている。
今回もそれにあたるから、精一杯の対応をしたつもりでいるが、如何せん展示会出展中ということもあって、タイムリーに対応ができているかと言われると、少々ご迷惑をかけているという点は認識しておかなければならない。
今日想定していた、全ての作業は完了できたので、明日の準備をして最終日を精一杯対応したいと思う。