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407日目 受注が一番の活力の素

新規案件を共に育てる

設計案件を受けている企業から、新たな引き合いがあると連絡を受けていたので、内容を確認してみると、ボリュームはそこまででもないが、ステージのリプレイスということで、設計費としては数十万円は取れそうな内容であった。

要元の予算次第ということではあり、お金のやり取りについてはお客様企業と要元企業との交渉になるから、こちらとしては口を出せないが、技術的な断面ではやり取りをしてよい関係を築いて欲しいという指示をいただけている。

さっそく、要元企業の担当の方へ電話をして、朝一番は出てくれなかったものの、昼前には電話対応をしていただき、内容の確認や求められる精度について少しお話をさせていただいた。

第一のアクションとしてはレスポンスよく電話したと思われているだろうし、悪くない対応をしたと感じている。

新規案件をお客様と一緒に育てて受注につなげるということになり、表向きは設計担当者としての対応となるのだが、やっていることは営業サポートとも言えるし、大きな目線でみればコンサルタントではないかと自分では感じている。

設計を入口としたコンサルタント契約、誰もそんな風には見えていないだろうけれども、経営者目線を忘れずに、お客様の事業のことを考慮して受託案件を動かす意識をもって、関係性を構築していきたいと思う。

その先に、コンサルタントとしての実績に繋がったり、他のお客様への実績紹介に繋がったりする可能性はあるのだから。

久しぶりの画像カメラで

食品加工業者の画像認識カメラについては、新規案件を動かして導入へ結び付けられるようにしなければいけないし、お客様もそれを期待してくださっているのだから、早いところ実証実験をして報告をしなければいけない状況であった。

今日は、機器のセットアップから一気に実証実験までを実行することができて、すっきりとした気分で週末を迎えられる。

結果としては、課題はいくつかあるにせよ、「何となく合否判定ができそうなレベル」ということが分かってホッとしている状況だ。

お客様へすぐに報告をしたいところをグッと抑えて、まずはメーカーに実証結果をお伝えして、所感を聞いてみたいと思い、簡単な資料を添えて問い合わせをすることにした。

その回答をもらってから、お客様へは明るい報告をしようというところであるが、前回同様の予算感で行くと60万円程度の見積で受注は取れそうな気がしてきた。

ステージ設計案件と合わせて、今日で100万円程度の受注案件を動かすことができている、という部分においても、ようやくというか、この調子で他にも案件を育てよう、というか、前向きな気分となることができたのは、とても良かったことである。

気分が良くても、油断大敵、レスポンスは早く、常にお客様に寄り添う気持ちで、気を抜かずに対応を継続していくことが肝心である。

嫌な予感もするが協力しよう

案件が生まれる日は続くもので、昨年の1月まで所属していた会社の元上司からLINEをいただき、今月中に一つ開発サポートの仕事をしてくれないか、という話が突然湧いてきた。

アルバイト程度で、夜の数時間でロボットのアップデートをするのに現場対応をするという内容であるため、フルで働いたとしても1万円に満たない仕事である。

少し嫌な予感もあるけれども、お世話になった方からのお話でもあるし、快諾をすることにした。

他の案件が動いている中でのご依頼だったので、タイミング的にも良かったと思うし、これが昨日の段階であれば、もしかしたらお断りをしていた可能性もある。

それくらい受注については、順番や運、ご縁というものがとても大切だなと感じる部分でもあるので、声をかけていただいた仕事については、基本的には直感的な感覚で受けるか断るかを決めることになるのだろうけれども、気を付けて受けるようにしたいと思う。

とは言え、当面の間は断りを入れる理由もないので、いただいたお話は全てイエスで答えて、注文をもらってからどうするかを悩めばよい、そう決めている。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立