心晴れやかに週末を
ここ数日間のモヤモヤであった、家電製品の開発プロジェクトに参画する案件について、来週の要元への訪問に先駆けて、発注元と外注先と3社の顔合わせのオンライン会議が13時からあるため、発注先の事務所へと赴いた。
会議のゴールイメージとしては、とにかく関係者全員が「何とかやれそうだな」という雰囲気になることであって、そのために気の利いたコメントを挟みながら会議の進行と流れをつかみ取ることがテーマであった。
司会進行は発注先の課長様が実行する形となっているので、それを妨げることのないように、順番を守りながら自社の簡単な紹介を3社でスピーチをするところから会議は始まった。
予想していた通り、外注先のソフト設計者である社長が、少し前のめりになりながら、案件の詳細についてズバズバと質問をするフェーズに入ってくると、こちらとしても少し身構えて、「何かあったらすぐにタオルを投げて試合をストップさせるぞ」そんなレフェリーの気分で質疑応答を見守っていた。
ちょっと盛り上がったら、クールダウンするような簡単な質問を投げかけることを心がけ、少しずつ案件の全体像が見えてきたのだが、まだ少しすっきりとしない部分がある。
それは、「本当に客先常駐で、張り付きで実行しなければいけないほどの案件なのか」という点であった。
雰囲気がガラッと変わったのは、要元は「製品化」を求めている訳ではなく、「先行開発から製品化の前段階」というフェーズでのご依頼であるということが判明したあたりからである。
要は、品質保証部などからの厳しいチェックはなく、イメージ的には研究で作ったものを、実用化できるか判断するための試作を作ると言ったところであろう。
「これまで、この手の試作で実際に製品化に至らずにボツになったものも多い」というコメントをいただいた段階では、画面越しからでも分かるくらい、外注先の社長の顔色が穏やかに変わっているのが見て取れた。
今回の件は、発注先が人手不足で困られているところ、内容も細かく確認もせずに引き受けて、外注先の社長を悪く言えば「口先で誤魔化して引き受けてもらってしまっていた」状態であったので、実際にコーディングを実行いただく彼の納得感を得られなければプロジェクトは失敗に終わると思っていた。
その点が晴れて、会議は無事に終了し、会議後にも電話を入れて「どうでした?」という心象の確認と、「無理やりお願いして申し訳ございませんでした」というお詫びも伝えると、それもご理解いただいたうえで「大丈夫です!やりましょう」という力強いお言葉をいただくことができた。
「ああ、これで心置きなく週末を迎えることができる」そう晴れ晴れとした気分で岐路につくことができた。
3ヵ月先までのやるべき事が見えてきた
新しい案件を無事に受注することができ、ホッとするも、この案件については、120万円の受注額に対して、外注先に100万円を支払うことを約束しているので、こちらの粗利としては20万円となる。
小さな額であるが、ここは引き受けてくださった企業にも感謝であるし、この3社の関係が今後も続くことを願って、2ヵ月半のプロジェクトを無事に終わらせたい。
売買契約的には、伝票を3ヵ月分に分けて見積発行し、それに合わせて毎月着金をいただく形で合意することができた。
つまり、4月と5月に、40万円を売り上げて35万円の支払を実行する、最後の6月は40万円に対して30万円の支払、という形だ。
5万、5万、10万、という3ヵ月先までの粗利が、低額とは言え見込めるような形となったので、ベースラインの設計案件と合わせて、目標の50万/月に足りない分を埋め合わせする「何か」を埋めていかなければいけない。
そういった観点で、次週以降からの活動は10万円級を月にあと1件、というノルマを課して、行動に移していくようにするのだ。
実績が出てきてこその出会いのタイミング
目ぼしい案件としては、画像認識カメラの新設案件の1件だけであるが、その下見をする日に、会っておきたい人に会えないか、前職の先輩の方に久しぶりにLINEをしてみることにした。
設計者であるその方とは、社会人一年目からお世話になっている方で、既に定年退職されているものの、お元気な様子で「溢れる仕事があれば回してよ」なんて、個人的なやり取りはしつつ、その会いたいと思っている製造業の社長にもコンタクトを取ってくれて段取りをしてくださった。
さっそく来週にランチを交えた面会のアポまで取れてしまったのだが、すぐに大きな取引とも思っていない。
その方は、サラリーマン時代にもお世話になっているかたであるので、面識はあるものの、具体的な大きな取引を進めるに至らずに、こちらが退職をしてしまって、まずは申し訳ない気持ちがあることをお伝えしなければならない。
その上で、地域の商工会の繋がりのことや、ここまでに至った経緯など、こちらの状況を伝えることに専念しようと思っている。
そうすることで、何かの機会にビジネスの話を振ってくださるかも知れないし、こちらからお願いすることも出てくるかも知れない、そんな心づもりでいるだけだ。
あわよくば、月々のベースラインとなる何かの仕事、をいただけることが淡い期待としてあるが、基本的には改めてご挨拶をして、交友関係を構築する、ということを目的としよう。