毎日更新 限定  起業日誌

43日目 進まない中でも何かを得る

補助金申請滑り込み

小規模事業者持続化補助金、自分の事業については一度商工会議所に相談に行っているため、もう一度14日の締め切り前に行けば書類をもらえる。

「今日、まとめをして明日には商工会議所に行こう」そう思っていた矢先に、友人から電話があった。

前回落ちたことを商工会の担当者が残念に思ってくれていて、滑り込みで今回締切分で再申請しようということになったというのだ。

何事も諦めないことが大切。

時間はあまりないが、間に合わないわけではないので、全力でサポートすることに決めた。

自分の申請については、午前中に計画書をまとめていつでも行けるようにしていたのだが、印刷が間に合っていなかった。

一か八か、16時過ぎに商工会議所を訪れて申請手続き可能かと受け付けで尋ねたところ、やはり印刷は必要ということなのだ。

所内の印刷機にて印刷を試みたのだが、印刷機がすんなりと動いてくれない。。。そうこうしている間に16時45分になってしまい、タイムオーバーとなってしまった。

「もう時間ですので今日は受付できません」「そうですか。。。仕方ないです、また明日来ます」

無理なら最初から受付できない旨を言ってくれよ、そう思ったが、何ともお役所っぽ過ぎて、逆に笑えてきてしまった。

明日、出直そう。

動画撮影場所が決まらない

話は前後するが、昼食は、LPの動画撮影の候補に挙げている中華料理店に行くことにしていた。仲介役となっている前々職の先輩を迎えに行って店の前まで行くとなんと「月曜日定休日」であった。

こちらも出直すしかなかった。

動画撮影については、いよいよ別の候補店を見つけないといけない。

配膳ロボットはただでさえ重たくて、運ぶのに一苦労するのだから、融通の利く場所があると助かる。

そんな都合のよい店舗を貸してくれるところなんて、そんなにある訳はないのだ。

グルグルと頭を巡らせても、心当たりのある友人の店はだいたいが狭い店舗となっているし、東京のサポート店舗まで行くのには大袈裟に時間がかかる。

それでも撮影する価値があるならば行くしかない。

日程が4月になっても良いなら、東京で撮影、それも視野に入れて、検討しよう。

直接売り上げにならないお付き合い

先月の交流会で知り合った、店舗をチェーン展開している企業の人事部長と面談をした。

焼肉店も数店舗もっている会社なので、もちろんロボット導入をしてもらいたいというところが話のスタートであるが、「うちではロボット導入はかなり厳しい」というように、最初から釘を刺されていたので、導入の話はしないように臨んだ。

となると、話のテーマは特になく、雑談で1時間ほど話せればよい、とにかく相手と自分が気持ちよくなるような話ができればいいな、そう思っていた。

相手は、社員が250人ほどの会社であって、人事担当であるのであるから、その点について深掘りして、困っていることや心がけていることなどを聞いてみよう、そう思っていた。

話としては案の定、人事の話や今の新卒採用の状況、転職事情などをざっくばらんに話をした。

歳が近いのもあってか、話は尽きずに、いくらでも会話ができそうな気がした。

「売り上げにつながらないが、こういう出会いや会話を大切にしたいな」そう感じさせてくれる人柄であった。

その方は、3代目の専務と同い年で、どうやらその3代目に惹かれて今の仕事をしているような話しぶりであるので、男気もありそうなのだ。

250人規模の会社の経営者には、相応の経営者同士のコミュニティーがあるものだ。打算的に考えるわけではないが、付き合いを続けていけば、いつかはそういった中規模の企業を経営する経営者とも仲良くなれるかも知れない。

今は、1人社長や数人で経営している経営者との出会いが多い。それもそれで大切。

今の現状を理解して、今の手札からどうやって注文を取れるか、そのことに集中して明日からの活動を見直そう、そう思った。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立