毎日更新 限定  起業日誌

447日目 手を動かさずに頭を動かすことも

既存顧客とのコミュニケーション

設計案件については、4月納期設定が5月にスライドとなってしまったため、少しトーンダウンしてしまった感がある。

とは言え、お客様と朝一番で連絡を取り合って、注文が来そうなことや丸投げしていて申し訳ない気持ちがあることなどを感じることができて、昨日悶々としていた気持ちよりは多少スッキリとした感がある。

既存顧客とはできる限りのコミュニケーションを取って、良い関係性を構築していかなければならない、という点において、逆に不快に思わせていないか、という視点も持っておかなければならない。

食品加工業者の画像カメラについて、一部補強の対応をお約束していたのに先延ばしにしていた件について、ようやく日程調整をして連休の合間にお伺いさせていただけることになった。

他に、既存顧客に対して失礼なことはしていないだろうか?

常にそうやって気にしていると、顧客ではないが、引合い案件についても、どうなっているのか、要元と紹介企業の関係性やしがらみなども考慮して、丁寧なメールでのお伺いを出せるようになってくるのだと思う。

久しぶりの訪問で感じたこと

昨日に続いて、一昨年にお世話になったロボット企業にて、モビリティの修理作業にお伺いさせてもらいに行った。

企業の雰囲気は直ぐには変わらないもので、いい意味でも悪い意味でも相変わらずというところであったが、創業者が20年かけてこうやって従業員が仕事をしている企業体になっている状況は、将来像を思い描かせてくれる目標の一つであることは事実だ。

今の現状を見たら、改善点も多いし、「もっと経営方法を変えた方がよいのでは」なんて、偉そうに思ってしまう部分はあるが、目を向けるべきは、創業者のキャラクターと創業当初にどのように規模を大きくしていったのか、という点で、そこを参考にしなければならない。

  1. とにかく明るく前向きなキャラクターであること
  2. 人を引き寄せる魅力
  3. 自分がやるべきことを把握している
  4. 楽しいことにまい進する
  5. お金をどことなく工面してくる突破力
  6. 口八丁手八丁でも周りを巻き込むトーク力

儲けることには無頓着かも知れないが、夢を語る発信力や何とかする胆力などは見習っていきたいところだ。

何よりも一緒にいて楽しくなる、そんな魅力的な人間性が最も大切なことであるということを学ばせていただいたのを、久しぶりの訪問で改めて再認識することができた。

新規事業の構想

設計案件がトーンダウンしている間に、新規事業としてのお土産ビジネスの構想をする時間を設けることができた。

構想といっても、メモ書きをつらつらと書くだけであったが、相当なアクションを起こさないと前に進めないことが分かった。

日銭を稼ぐために、ということを低次元と思ってしまったらそうかも知れないが、開店させて「いらっしゃい、いらっしゃい」と集客をして、サービスを提供し、報酬を得る、という商売の基本中の基本を体現できる、という意味ではチャレンジしない手はない事業と捉えている。

試作品を作って、販売方法を検討し、デザインを依頼して、仕入れも考える、など教科書通りのことは通り一辺倒やらなければいけないな、と改めて理解できた部分はあるが、狙っていきたいのは、最小限の製品をさっさと作ってしまって売る、というMVPの姿勢で進んでいくことだ。

痛手を負わない程度に、こまめに動いて形にしてしまう、そんな適当さも必要なのではないだろうか?

まずは、簡単な試作をすることと、資金を集めることと、補助金申請の準備に取り掛かるようにする。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立