毎日更新 限定  起業日誌

450日目 振り返りと新規構想

久しぶりに新規事業の構想

今日は土曜日ということもあって、ほぼ一日中、新規事業の構想に頭を活動させていた。

まず、新規事業の立て付けとしては、インバウンドという日本中を期待にさせている大きな市場でなおかつそのど真ん中の京都という土地にいて、この機会を活用しない手はない、という、そこが出発点であることは間違いない。

加えて、資金調達として友人たちに株主となってもらい、半期ごとに活動報告を入れながら利益を還元させていくという大枠の事業立て付けがある。

こちらの事情としては、大きな機会があるのにも手が出せていない点に加えて、ベース収入という断面で、仕事がない場合に開店させて少しでも収益を得られるような、そんな事業を一つ持っておくべきと考え、その一環でロボット教室というアイデアもあったくらいだ。

仕入先と販売方法は、協業先がどうしても必要になることから、これまでの出会いの中から相談できそうな人をピックアップして、流れを作っていこうと考えている。

とは言え、一番気になっているのが、全体的なストーリーである。

もう一つ何か、人と人との繋がりを大切にできるような、そんな物語が作れると、商品としても良いモノができそうな気がしてならない。

例えば、懇意にしてくれるお寺があって、その境内でキッチンカーのようにお土産品を作らせていただき販売させてもらう、というような何かがあると、宣伝効果としても抜群だ。

そうなると、時間も取られてしまうことは仕方ないが、ある程度の流れができればアルバイト等を使って、事業化まで一気に進められるのではないかと、その先はぼんやりとイメージを膨らませているところだ。

資金調達に関しては、高々100万円を用意して初期投資となるわけだが、その金額に対してのリターンが半端なく重くのしかかるのではないかと思ってしまう。

例えば、EPRなのか分からないが、株主の期待収益率としては、2倍や3倍、それも未来永劫となると、「どれだけ株主還元しなければいけないのだ」と思ってしまう部分もあり、「それならば借入の方がよほどいいではないか」と思う部分もある。

それも資本主義の勉強と思って、仲間と楽しくビジネスができれば良しとしよう、そう思えてきたところで、今日の事業構想は腑に落ちるところまでたどり着いた感じだ。

追われていな瞬間に振り返りを

設計案件も少し落ち着いているため、この隙に土曜日ということもあって、これまでの3ヵ月間を振り返ることにしてみた。

受託設計という新しいことにチャレンジしたのが一番の収穫であるが、その間に展示会出展、開発サポートの受注、半期の報告、いくつか新しい試みをしていた。

過去の出会いから引合いのお話をいただけるようなこともポツポツとでてきて、少しずつ雪だるまの最初の塊が膨らみ始めている気配も感じているところだ。

しかし、やはり出会いという面においては、極端に機会が少なくなってしまったので、どうにかして改善をしていかなければならない。

今一度、朝一のルーティンを見直して、毎日の日課のように顧客回遊とメール配信の時間を確保するように、生活スタイルを改善したいと思う。

昨日の出会いが忘れられない

やはり昨日再会を果たした経営者との会話が忘れられず、今日も新規の事業構想を描きながら、どうやったら何年も事業活動を続けられるようになるのか、その姿勢を探る時間にふけってしまう。

少し調べさせていただくと、若くして店舗経営をされたり、色々な経験を経て現在に至る方であることが分かり、いわゆる脱サラ組のマインドではないところは、予想に反していた。

事業がうまくいかないときに保証協会に方に相談して、「営業活動を強化しましょう、資金はその間の工面を何とかしますから」というサポートをいただいた、とおっしゃっていたのは新鮮であった。

このような経験豊富な方でも、資金繰りに苦労され、その際に素直に専門家の方のアドバイスを聞き入れる、という姿勢を持たれていることに感銘を受けた。

せっかくいただいた機会であるので、こちらとしても補助金について事前に情報収集をして、喜んでいただけるようなサービス提供をしたいと、心から思うところだ。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立