共通の話題があれば話は尽きない
図面作成を優先させるために、今週は予定をほとんど入れていないし、入れていたイベントやセミナーへの参加も見送ってしまっている事態だ。
そんな中、オンラインでならばよいだろうと快諾していた、板金加工業者との面談を午前中に予定通り実施した。
恐らく歳は同じくらいの経営者が自らオンラインに出てくださって、あれやこれや一通りの話をした後に、話題となったのはやはり「ものづくりについて」ということである。
こちらとしては、これまでの経験をもとに、具体例やエピソード、それに加えて個人的な意見を述べるようにしているが、その手の話は尽きることはなく、いつまでも話を続けられるというのは、この手の方々と会談をする際にはいつも同じである。
ものづくり談義、とでも言えばよいのだろうけれど、それを続けられるというのは、一つの専門分野として、ある程度の経験を積んできているからであって、会話ができるということを強みと捉えてよいだろう。
逆に、今回お伝えいただいた内容で気になった話題と言えば、中国の現状というところで、ロボットのSIerが町の電気屋さんのように点在しているというところのようである。
日本の自動化レベルが相当遅れを取っているという証拠なのだろう。
大手企業を辞めてからは海外の情報がめっきりとなくなってしまってきているが、こういう少ない2次情報、3次情報を頼りに、今後の事業展開の検討材料にしていきたい。
明日で図面化完了させるために
軽い気持ちで引き受けてしまっている設計案件について、今回は図面化が主な内容とは言え、かなりの時間を費やしてきてしまっている。
何とか、明日でいったん図面化を完了させたいと思っているし、コツコツと進める中でゴールも見えてきている感じである。
この間、お客様にはこちらの動きが何も見えないと思われるから、不明点や聞きたいことなどをかき集め、何かしらの話題を作って小出しにしてメールをするようにしている。
逆に、その回答を得られないと前に進まないという一面も出てきてしまうが、要元から注文元と階層構造になってしまっているのだから、コミュニケーションを十分に取って進めなければうまくいかないことも理解しているつもりだ。
図面化のルーティンに入れている部分は、集中してこなすようにして、コミュニケーションを取る部分においては、今後も、現在の要元の企業とはお付き合いもありそうなので、的確にタイムリーにを心がけて進めるようにしたい。
10式製作の部品もそろってきた
予定を入れていないとはいえ、さすがに購入している部品の納品に訪れてくれるメーカーさんからのアポを断ることはできず、いつも通り産業センターにて待ち合わせをして、温調デバイス10式分のコア部品を納品いただいた。
担当いただいている方も、大手家電メーカーを退職されて中小企業となるカーボン材料メーカーの技術営業として活躍されているようで、昨年の打ち合わせのタイミングでお食事のお誘いもあった中、予定が合わずに実行できずにいたところだ。
この方とも、共通の話題としてのものづくり談義をいくらでも進められそうな雰囲気があるのだが、如何せん相手は従業員ということもあって、談義は良くてもその先のビジネスとなると、少し期待するものが低くなってしまうのは致し方ないところだ。
とは言え、お誘いをいただいたことについては、忘れることなく、いつかは実行できるように、そのくらいの懐は豊かになれるように早く事業を安定稼働させていきたい。
10式製作についても、ようやく部品もそろってきているから、図面化を早く終えて、作業を移行したいところである。
今のところ、どこから開始するかは見えていないが、これから半月の間に、図面化、10式製作、補助金報告、展示会と目白押しとなる。
体調にだけは十分に気を付けて、少しずつでも前に進められるようにしていきたい。