1年ぶりのご挨拶
昨日突然の連絡をいただいたエンジニアリング会社の社長とさっそくオンラインにて打ち合わせを実施させていただいた。
内容としては、パナソニックの展示会用デモ機として協働ロボットの架台を設計・組立をして欲しいという内容で、昨日中に資料もいただいていたのとほぼ同じ内容で確認させていただいた。
この手の話で怖いのが、何か落とし穴がないかということで、例えば簡単に見えていた条件も実は解決できない課題が隠れていたり、一見すると分からないようなボリュームが潜んでいたりするものである。
なぜならば、誰でもできそうな案件であれば、さっさと当事者が設計を進めてしまうからで、今回依頼いただいているように、概ね概要設計も進められているのであれば、なおさらのことであると感じるのだ。
その点も踏まえて、さっそくパナソニックから依頼を受けている企業を紹介いただいたので、アポイントを取って明日、訪問する運びとなった。
懸念点はあるものの、こちらとしては次の案件の大事な引き合いであるのだから、受注する意気込みで進めていければと思うところだ。
現在の案件のまとめ
設計案件が落ち着いているものの、新たな出会いや案件を求めた活動ができずに悶々としている。
体調不良にぎっくり腰も相まって、活発に動けないのにも関わらず、ここへきていくつか案件も生まれてきているので、整理してみたいと思う。
- 協働ロボットの架台設計・製作
- 食品加工業者からのカット機器の選定・知見アドバイス
- 先輩家業の弁当デリバリーシステム
- 設計案件として新たなジグ設計
どれもお金になるか分からないが、とにかく相談いただいたことについては、全力で対応してみようという姿勢は変わらないが、1年前、半年前と違うのは多少なりともベースラインの部分で売り上げができているという点と、一年間生き残って実績が作れたという点が、何よりも精神的に成長している部分と感じている。
②については、うまくいけば数十万円の機械製作の話に発展する可能性もあるし、③についてはコンサルとして月に1万円でもいただける可能性がある立派な事業だ。
④についても、不明な点は少しあるが、早く工数見積もりを出してゴーしてしまうことで、後は時間が解決してくれるだろう。
気になるのは設計案件の追い込み
新たな一歩を踏み出すためにも、今追い込まれている設計案件は何としてでも落ち着かせなければならない。
今日も現場から連絡があり、設計チョンボによる部品追加を余儀なくされた失態があった。
もっと大きな問題としては、扉の振れに関して、強度が足りないという最も信頼を損なうトラブルが解決できていない。
正規の部品が入ってきて試してみましょうとしているが、果たしてそれがどれだけ効果あるかも分からないので、不安は募るばかりだ。
とにかく、現場からのコメントが返ってきたらすぐに設計対応をすることが大切なので、その姿勢であと数週間はしのがなければならない。