全てを忘れて現場に集中
昨日からスライドで予定変更させていただいていた画像カメラのセッティング作業については、無事に終了させることができた。
朝から車で2時間の道のりもかれこれ10回以上はこなしていることとなるのだが、いつも緊張感を持って訪問するお客様となる。
緊張感を持つ最大の理由は、経営者から担当者まで、関わる全ての人の対応が朗らかでマナーの良い方々であって、「迷惑をかけられない」という敬意からくるものであると感じている。
なぜ、そのような工場の雰囲気になっているのかは、企業文化なのか、その文化を醸成させられるくらい生産量があるということなのか、潤沢な利益が出ているからなのか、外からは分かりにくいものだが、きっとどれも当てはまるからこそなのだと思う。
Ai学習の画像カメラについては、できる限りシンプルな教師サンプルで、細かい論点を学習させない方がよい。
今日も午前中までは課長さんとはそのような話をしてうまく進めていたのだけれど、担当責任者の方と話をしていくと、細かいジャッジができなければ意味がない、ということで割と際どいレベルの判断も学習させることとなってしまった。
これがどういう結果を出していくのか、という点については、しばらく様子見という形を取らせていただき、いったん検収となる。
あと数回は訪問して、いや何回でも訪問をして、一緒に仕上げていく姿勢が大切となる。
話を聞くだけでも仕事のうち
帰り路で運転中に弁当店を経営している先輩のお母さまから電話をいただいた。
3万円とは言え、しっかりとコンサル料をいただいているというのもあるが、家族同然のお付き合いをさせていただいていた先輩のお困りごととあれば何でもお手伝いをしたいところである。
経営に歳は関係ない、という概念すらも吹き飛ばすほど元気な経営者の方で、デリバリーのことやWEB集客について、色々な活動についての話を聞くところから始めている。
今回の電話も何気なしに一日の作業終わりに連絡をしていただいたのだろうけれど、面と向かって話を聞いた方が良さそうだと判断をして、車を店舗の方に向かわせてお店に立ち寄ることとした。
一時間ほど話をしただろうか、アドバイスをする中でも長年お店を切り盛りしてこられた話を聞けることは、とても参考になる内容であって、むしろアドバイスをいただいている気にすらなってくる。
とにかく、これもコンサルタントの仕事のうちであるので、事業の方向性が良い方向に行くように、話だけはしっかりと定期的に聞くようにしたいと考えている。
原点に戻って困りごとの解決を
小さなコンサル仕事と言えば、個人事業主として最初に対応をさせていただいたフレンチ店のシェフからも久しぶりに連絡があって、店舗改装についての補助金活用の案件相談をいただくことができた。
額面だけではない。
こうやって2年越しにリピートで依頼をいただけることに感謝しなければならないし、そうやって人と人が繋がって仕事となることを意識して、何事も精一杯対応をしていかなければならない。
今回のご依頼については、業務改善助成金で進めようかと思っているが、満額いただくためにも、何とか資料を揃えて提示できるところまでを短期でまとめる必要がある。
弁当屋しかり、小さな仕事ができるようになっているのも、ベースとなる設計案件のおかげでもあるし、全ての仕事について、大小あるが今は手広くやりつつ、必ず一つ一つを丁寧に対応をしていくことを心がけるのだ。